組織対話実践アプリケーション「Practice」
~自律型人材の育成を支援~
自律型チーム育成プログラムの提供開始
自律型チーム育成プログラムでは講義動画による「学習」、リフレクションアプリをつかった「練習」、チーム対話会における「実践」を25週に亘って継続的に実践いただきます。毎週1時間のトレーニングにより、チームに信頼関係、相互理解、相互学習、共創協働が育まれるコミュニケーションが習慣化され、学習するチームに変容することが出来ます。
組織対話実践アプリケーション「Practice」とは?
Practiceは組織の対話を活性化させ、自律型人材の育成をサポートします。
Practiceでは、アプリが「問い」を投げかけ、ユーザのリフレクション(内省)を導き、入力をきっかけに組織内の対話や組織学習につなげます。チームや組織内の各メンバーとコミュニケーションを行う機会を増加させることができ、チームの 「信頼関係」「相互理解」「相互学習」「コラボレーション」 が活性化されます。自分を成長させたいメンバーはもちろん、目標達成に向けてチームメンバー一人ひとりの成長を支援したいリーダーにとって最適なツールです。また、質の高いコミュニケーションが増えることで、社員の心理的安全性やウェルビーイングの向上にも貢献します。
Practiceを通じたリフレクションと対話により、お互いを高めあうチームマネジメントが可能となり、一人ひとりが組織目標に当事者意識を持って自律的に行動し、成長を実感できるようになります。
自律型人材の育成には組織対話が必要
自律型人材の育成には、社員自身が自分がどのような「資本」であるかを自覚(メタ認知)することがとても重要です。
社員自身が自分の出来ることを自覚し、その能力やスキルが組織内で認知され、発揮する機会を提供することでチームのパフォーマンスが最大化します。また、自身の能力やスキルが認知され、チームのパフォーマンスに貢献している実感が心理的安全性やエンゲージメントの向上に寄与します。
このようなチームの状態を育み、自律型人材へと成長させるためには組織の対話を活性化していくことがとても重要です。対話とは互いの考えや気持ちや価値観を、立場などに相違があったとしても認めあい、共有、共感していくプロセスのことを指します。対話を通じ、社員一人一人の
自己理解・ビジョン形成・学習力
を高めることが、自律型人材の育成へと繋がっていきます。
Practiceでは、組織の対話を活性化するために必要な
「リフレクション」「対話」 「フィードバック」「経験学習」
といった機能を独自のフレームワークや特許技術などを駆使して日々の業務に融合します。社員自身が自身の能力やスキルと「成長に向けた課題」を把握できるようになり、自律的な行動を生み出します。社員の自律的な行動によるチームの変容を通じて、社員エンゲージメントの向上と企業価値の向上を連動させることが可能になります。
Practiceはこんな課題を解決します
- 1on1を継続して行っているが、雑談になっていて意味がない気がしている
- 心理的安全性の低下により、退職者が増え続けている
- 社内でコミュニケーションを取る機会が少なく、チームメンバーの状況が把握できていない
- 社員のエンゲージメントが下がってきており、パフォーマンス低下にもつながっている
組織対話実践アプリケーション「Practice」の特長
Practiceの企画・開発には一般社団法人21世紀学び研究所 代表理事
熊平 美香氏
にも携わっていただき、共同で事業化を行っています。
21世紀学び研究所が持つ人材育成と組織開発の知見と当社のITサービス構築のノウハウを統合し、お客様の課題を解決可能なサービスです。
フレームワーク
21世紀学び研究所が開発したリフレクションフレームワーク「認知の4点セット」を採用しています。意見を入力すると、「経験」「感情」「価値観」の入力項目が表示され、背景にある経験や価値観より形成されている理解を導きます。
自己の思考、感情、価値観を客観的に捉えるフレームワークとなっています。
プルチックの感情の環
感情の入力は「プルチックの感情の環」に基づき選択肢を提供しています。
ユーザーが直感的に感情を見つめることができるだけでなく、あとから感情による生産性や離職率の推移などを集計分析できるようになります。
エモーショナルカードの生成
経験ひとつひとつが唯一無二で、大切なものであることを表現するために、リフレクション入力内容をパラメータに変換して、それぞれが異なるデザイン・色をもったカードを生成します。
組織対話実践アプリケーション「Practice」の詳細
Practiceでは、アプリが「問い」を投げかけ、ユーザのリフレクション(内省)を導き、入力をきっかけに組織内の対話や組織学習につなげます。
リフレクションとは自己を客観的かつ批判的に振り返る行為であり、物事に対してこれまでのやり方やモノの見方をそのまま適応するのではなく、批判的スタンスで、経験から学び、考え、行動することが可能になります。
利用の状況に合わせて最適な問いかけや画面が用意されているため、自律型人材を育てるという難しい課題に対して、気軽にはじめることができます。
①リフレクション入力
アプリからリフレクションを入力するテーマ「クエスチョン」が表示され、気になったクエスチョンを選択して、フレームワークに沿って回答を入力します。
感情はプルチックの感情の環を選択肢として提供しています。リフレクションの入力が完了すると「リフレクションカード」が生成されます。
②フィードバック・コメントの入力
メンバーが入力したリフレクションに対し、フィードバックやコメントをすることが可能です。フィードバックの指名依頼があると画面に表示され、フィードバックを行いたいリフレクションを選択すると、フィードバック登録を行うことが可能です。
尚、過去の対話データからパターンを抽出し、入力されたリフレクションに対する望ましいフィードバックを推奨提案する機能を実装しており、フィードバックの意味、意図を明示的に選択させることで、コミュニケーション齟齬をなくし、否定されたという気持ちにさせない設計にしています。
③チーム学習
蓄積されたリフレクションやフィードバックコメントなどの対話のデータを、いろいろなキーワードで検索可能です。
また、過去登録されたリフレクションやフィードバックデータをキーワードで検索し、課題の解決方法や持論を参照することが可能であるため、他のメンバーの経験や価値観などを知り、人間関係構築にも活用できます。
④マネジメント
マネージャーやリーダーは、メンバーのリフレクションを参照しすることで、メンバーが仕事に対して抱えている想いや課題、価値観を把握することが可能です。
アプリでの対話を通して、各メンバーに対する個別具体的な支援や助言が可能となります。
無償トライアル申込み
チームマネジメントに課題を感じている企業や組織の方を対象に「Practice(トライアル版)」の無償トライアルを行っております。
「社員の成長・変革」に課題をお持ちの企業様からのお申し込みをお待ちしております。
・人数:1組織5名~20名程度(要望に応じて調整可)
・期間:2023年4月以降6カ月間
・申込期限:2024年9月30日まで
■無償トライアルステップ
①Practiceへのアカウント登録
②リーダー向けPractice導入ワークショップの実施
③Practiceアプリケーションの活用
④対話会の実施
関連セミナー・コラム情報
Practiceの開発者である久保田プロデューサーによるコラムを発信しています。
「心理的安全性」や「自律型人材育成」等、企業経営や人材育成・チームマネジメントでお悩みの方必見の内容です。
以下より是非ご確認ください。
分類 | タイトル | 概要 |
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プログラム | 自律型チーム育成プログラム | 「自律型チーム育成プログラム」は、動画を使ったチーム学習を効果的に継続するためのプログラムです。リフレクションとダイアローグ(対話)の第一人者である21世紀学び研究所 代表理事 熊平美香氏による講義動画で学習を行い、学んだことをリフレクション専用アプリ「Practice」に入力します。 |
セミナー動画 | 【アーカイブ配信中】 定量調査サーベイからデザインするTISの新規事業開発 ~自律型人材育成サービス「Practice」の創る社会とは~ |
「Practice」立案の背景~事業化に至るまでの経緯、成功失敗体験を含め事業化までの道を詳しくご紹介。特にtoB領域の定量調査(サーベイ)を活用した経緯をもとに、リサーチの要諦や定量調査(サーベイ)のメリットについてもお話します。 また、自律型人材の育成の研究を通して得たチームマネジメントの必要性や、イノベーションを創出しやすい組織に必要な思考方法、メソッドについて、事業内容を通して解説します。 |
セミナー動画 | ダイアローグ 価値を生み出す組織に変わる対話の技術 | 2023年7月5日に開催されたTISビジネスサミットにて、21世紀学び研究所 代表理事 熊平美香 氏による講演の動画。 熊平代表理事の著書「ダイアローグ」に書かれている組織における対話の実践方法とその効果、価値について、とてもわかりやすくご説明いただいております。 また、対話の技術を高め、チームで習慣化していくためのアプリケーション「Practice」と、チームメンバーみんなで対話の技術を高めていくための講義動画もあわせてご紹介しております。 |