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旧来の運用保守からの脱却!「運用モダナイゼーション」とは?

旧来の運用保守からの脱却!「運用モダナイゼーション」とは?

運用モダナイゼーションとは

モダナイゼーションとはレガシーなシステムを最新の技術や方法論を用いて、近代化していく取り組みです。
運用モダナイーションとは、このモダナイゼーションの考えを運用保守にも適用することを言います。
具体的には、AIOps、オブザーバビリティ、SRE等の最新技術や方法論をシステムの運用・保守業務プロセスに導入し、運用プロセスの自動化やデータ利活用等を実施することで、運用保守の効率化・改善を図る取り組みが「運用モダナイゼーション」です。

運用モダナイゼーションが求められる背景と目指す姿

なぜ運用モダナイゼーションが必要なのでしょうか。
それは規模が拡大・複雑化していくシステムに対して、人に頼る旧来の運用保守作業では限界があるからです。
社会情勢の変化、様々な新技術の登場等に伴うビジネスの変化が激しい近年のVUCA時代に対応するためには、改修、移行、拡張などをシステムに実施し、アジリティを高めていく必要があります。
しかし一方で、運用保守は旧来の方式のまま見直されず、負担が増加し迅速な対応が困難となっていく例は珍しくありません。
このような状況では、運用保守作業の速度低下のみならず、作業品質低下、運用コストの増加等といった問題も生じます。
旧来の運用保守にコスト・人手が割かれるために、本来注力したい業務・ビジネスに十分に注力できないといった課題に対し、運用モダナイゼーションは効果的なものとなります。
運用モダナイゼーションではひと(人材)・もの(技術・運用基盤)・プロセス(業務・運用)の3つの観点で目指すべき姿を定義することで、旧来の運用保守からの改善を図ります。

TISにおける運用モダナイゼーションの取り組み紹介

TISでは、従来の運用保守から新しい形に変えていきたい、というお客様に向けて運用モダナイゼーションの支援を実施しています。

(1) 豊富なAIOpsの実践経験

TISでは過去にAIOpsに取り組み、監視データ、ログデータなどの運用データを基に、異常予測検知やシステム状態の評価等を実施した経験があります。
運用モダナイゼーションにおいては、取得した運用データを分析、活用することで、障害等のトラブルが発生してからの受け身の対応から、事前にトラブルを防ぐ予防保守のアプローチを目指す必要があります。
TISでは過去に培った豊富なAIOpsの実践経験を活かし、保守運用におけるデータ分析、活用の手助けをしています。

(2)金融システムをはじめとする多種多様なシステムの保守運用効率化・自動化の知見

運用モダナイゼーションを実施するうえでは、まず現行の運用保守課題の分析を実施し、課題解決に向けた方式の検討、適切な製品の選定や設計等を実施していく必要があります。
TISには金融、決済、公共、産業など様々なお客様に関する豊富な保守運用経験および効率化・自動化の知見・実績があります。
TISではそれらの確かな知見・実績に基づき、分析から設計まで支援を実施しています。
また、使用製品に関しましても、インシデント管理プラットフォームのPagerDuty社とパートナーシップを結ぶなどして、安心して製品をご活用いただけるような取り組みを進めています。

いかがでしたでしょうか。今後も拡大・複雑化し続けるシステムに対し、運用モダナイゼーションという考え方は、単に現行の運用保守の負荷を下げるだけにとどまらず、より効果的なIT投資やビジネス展開に活用できるものです。
旧来の運用保守の方式から脱却し、ビジネスとして注力すべきところに注力したいがどうすれば良いか分からない、実践しようにも様々な課題や制約があり自分たちだけでは解決が難しい、といったお客様がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡いただければと思います。

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更新日時:2025年3月14日 16時11分