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マイグレーションとは?サービス選択のポイントも解説

2021/06/22

システム移行を考えられる際、マイグレーションという言葉をよく耳にされるのではないでしょうか。マイグレーションというキーワードでネット検索をすると、様々な解釈やサービスが検出されますが、量も多く情報の取捨選択はとても困難な作業です。システム移行を成功に導くためには、マイグレーションとは何なのか、得られる効果はどのようなものかなど、マイグレーションを正しく理解する必要があります。豊富なマイグレーション実績をベースにマイグレーションについて、解説していきます。

1.マイグレーションとは何か?

システム移行を考えられる際、「マイグレーション」という言葉をよく耳にされるのではないでしょうか。マイグレーションという言葉は、英単語では移行や移動などの意味となりますが、IT分野では現行のシステムを新しいシステム環境に移行することを意味します。今回はアプリケーション移行におけるマイグレーションについてお話します。アプリケーションの移行手段は大きく3パターンあり、「ストレートコンバージョン」「リライト」「スクラッチ」です。一般的に「マイグレーション」は、現行資産を有効活用し新しいシステムへ移行する手法であり、リコンパイルによる「ストレートコンバージョン」と新言語に置き換える「リライト」を指す事が多く、「スクラッチ」と大別されます。TISのマイグレーションサービスでは、「ストレートコンバージョン」と「リライト」の両方を含め対応しています。また、スクラッチとの組み合わせも可能です。移行方針を整理するために、マイグレーションのナレッジやノウハウを活かした現行資産のアセスメントサービスも行っております。

2.マイグレーションを利用したシステム移行

アプリケーション移行の際に、費用や期間は移行方針を決定する上で大きな要素となります。保守性を考えると“できれば移行のタイミングできれいな構造に作り直したい”似ている機能は共通化したい“と思われる事も多いと思いますが、対象システム規模が大きいまたはレガシーシステムの場合、プログラム構造変更、再編は費用や期間の問題で断念されることがよくあります。現行資産は本番で稼働している資源であり、有効的に利用する事は大きなメリットです。「マイグレーション」は、現行資産の有効活用による安全な移行、移行費用の抑制、開発期間の短縮を実現します。

3.マイグレーションのメリット

「マイグレーション」を選択した際のメリットは「スクラッチ」と比べた際の開発期間の短縮(スクラッチの2/3-1/2程度)や費用の抑制ももちろんですが、最大のメリットは現行資産を活用することによる移行の安全性です。「スクラッチ」を選択の際、移行対象システムがレガシーシステムである場合、再構築するにはそのシステムの仕様を紐解くだけでも大きな労力が必要です。システム理解のための設計書が利用でき、誰もが理解できる状態であれば良いのですが、そうでない場合、読み解くための技術者確保も困難な場合があり、大きな課題となります。現行ソースをインプットとする「マイグレーション」は、課題解決の有効な手段と言えます。また、現行ソースや構造を引き継ぎ、新たな言語へ変換するため、現行ソースの構造を大幅に変更する事はありません。またラッパー等の現新の言語の違いを吸収する部品を利用する事により、現行ソースと大差がない状態のソースコードを作り出すことができます。そのため、移行後に現在の保守要員をそのまま活用し、保守を継続する事ができます。新しい基盤に合わせた新たな保守体制を構築する必要性はスクラッチ開発に比べ低くなります。「マイグレーション」は現行の資産や保守要員を有効に活用できる移行手法です。

4.マイグレーションサービス選択のポイント

「マイグレーション」を選択される際に、どのようなポイントを押さえて利用するサービスを選択すれば良いのでしょうか。「マイグレーションサービス」というキーワードでネット検索をすると、様々なサービスが検出され、量も多く情報の取捨選択はとても困難な作業です。様々なサービスで“自動変換率90%以上”など似たような文言が並び、サービスを利用すればそのまま動くのではと錯覚してしまいます。では“自動変換率”とは何でしょうか。極端に言えば、“変換ツールがエラーを出さずに変換できる割合”です。つまり自動変換率は現行通り正しく稼働する割合を示すものではありません。“文法的に正しい”ことが“正しく稼働する”ではないのです。対象システムのソースの癖や言語の特性により、文法的に正しく移行しても現行と同じような見た目や動きにならない場合があります。このようなケースに対して正しく対応し安全に移行するには、言語特性による差異や誤りに対して適切な対応を行う開発プロセスや品質計画が必要です。検討されているサービスに品質計画がきちんと記載されていますか?変換後、どのような品質が担保されるのか明示されていますか?品質は後に続くテスト本番移行に大きな影響を与えます。自動変換後にどのような品質レベルが確保されるのかをしっかりと見極めることが、開発の成否を左右すると認識頂ければと思います。

5.マイグレーションとは?まとめ

「マイグレーション」は、現行システム資源を有効利用する移行手法であり、安全性の向上、コストの抑制、開発期間の短縮に大きく寄与する事が期待できます。移行方針の検討時に、システム移行のアセスメントを行う事で、「マイグレーション」か「スクラッチ」ではなく、「マイグレーション」+「スクラッチ」という選択もあります。分析結果を元に機能の難易度や特性を踏まえ「マイグレーション」を選択する部分と、スクラッチを選択する部分に分けて開発する事も可能です。不要ソースの削除、似ている機能の整理や共通化を実現したい場合は、現行資産の分析サービスを活用する事をお勧めします。

弊社では、高品質・低コスト・安全なマイグレーションサービスと合わせて、移行方針を考える際のアセスメントに有効な現行資産の分析サービスも提供しています。システム移行をお考えの際は、是非ご相談頂きたくお願いいたします。

当サイトでは、システム移行について迷われている企業様向けに、マイグレーションをわかりやすく説明している資料をご用意しております。「システム移行 変換率と品質向上サービス オープンマイグレーション基本ガイドブック」は、システム移行時の注意点やポイントが理解できる資料になっています。情報収集中の方や、具体的な解決策を探している方は、ぜひ、当ページより資料をダウンロードください。

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更新日時:2023年1月6日 13時41分