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マイグレーションでファイルを削除したいけど、どうなるの?その可否と影響も解説

2021/07/15

マイグレーションでは現行資産を新しいシステムに移行します。言語やフレームワークの変換方法は別のブログで解説されていますので、本ブログではマイグレーションにおけるファイルの取り扱いについて取り上げています。マイグレーションでファイルの形式は変わるのか、ファイルは増えるのか減るのか、不要なファイルは削除できるのか、30システム以上のマイグレーション成功事例がある弊社の実績から、ファイルの取り扱いをわかりやすく解説します。

1.マイグレーションファイルとは?

インターネットで「マイグレーションファイル」と検索するとデータベースを生成するために必要なファイル等のデータベース関係の検索結果が多く表示されます。しかし、私たちが提供しているマイグレーションサービスでファイルが削除できるかについては、検索結果にはあまり表示されません。マイグレーションおけるファイルの種類は、大きく分けて業務で使用しているファイルとシステムで使用しているファイルの2種類になります。
このブログではインターネットで情報が少ないマイグレーションでのファイルの取り扱いとファイル削除の可否についてお話します。

2.マイグレーションにおけるファイルの取り扱いは?

最初に業務で使用しているファイルについてお話します。マイグレーションでは各プログラムを現行と同様に動くよう変換を行います。したがってプログラムのインプットとなるファイル、アウトプットとなるファイルは変更されないのが原則です。
例えば、バッチ処理のプログラムとプログラムの間で情報を連携するファイルの形式やレイアウトが変更されたと仮定した場合、その影響は以下のようになり、影響調査に多くの工数が必要になります。

  • ファイルの前後に稼働するプログラムに影響はないか
  • ファイルを参照している別のバッチ処理はないか
  • ファイルを連携している外部システムはないか

工数の増加はマイグレーション費用の増加や納期の遅延に繋がりますので、マイグレーションでは「現行と同様」の方針で進めます。
次にシステムで使用しているファイルについてお話します。システムで使用しているファイルも業務で使用しているファイルと同様にプログラムのインプット、アウトプットで使用しているものは変更されないのが原則です。しかしシステムのファイルには例外があります。これはエラーログやシステムログなどを出力しているログファイルやエラーファイルなどです。マイグレーションによって稼働環境が変更された場合やOSのバージョンアップ、データベースのバージョンアップにより、エラーログやシステムログの表示内容が変わる場合があります。
例えばエラーコードの体系が変更された場合は、システムから出力されるエラーコードを現行と同じエラーコードに変換することは困難です。また、システム運用の観点からエラーコードは新しいコード体系で出力される必要があります。但し、エラーコードを判定するようなロジックがプログラムに書かれている場合は、判定ロジックを修正する必要があります。また、業務で使用しているファイルに増減はありませんが、システムで使用しているファイル、業務システムに関係なくOSなどのシステムが出力するファイルには増減の可能性があります。
このようにマイグレーションでの業務ファイルの取り扱いは変更しないのが原則ですが、環境の変更に伴い変更されるシステムファイルに関しては、それぞれ個別に影響調査と修正を行う、という扱いとなります。

3.マイグレーション時に不要ファイルは削除できるのか?

先にお話した通りマイグレーションでは現行通りにプログラムを変換しますので、不要ファイルの削除は自動的には行えません。しかし、長年使用しているシステムでは、システムリリース当初は使用していたものの今は使われていない、などの理由により不要ファイルが存在することも事実です。マイグレーションは規模(ステップ数)が費用に影響しますので、費用を抑えるためにマイグレーションを依頼する前に、不要ファイルの削除、関連するロジックの削除やコメント化を実施されることをお勧めします。
不要ファイルは存在するが現行システムの影響調査する人がいない等でお困りの場合は、現行資産を分析するサービスを利用する方法があります。弊社の分析サービスについては後ほど記述します。

4.マイグレーションでファイルの最適化を実現するには?

マイグレーションでファイルの最適化を実現できるのか、というと答えはNOです。マイグレーションでは「現行通り」が基本方針となるためです。しかし、せっかく新しいシステムに移行するなら、最適化をしたいというのも事実です。
最適化を進める方法は、前述した不要ファイルの削除と同様になりますが、マイグレーションを依頼する前に現行システムを分析し、検討します。これまでマイグレーションを検討されているお客様とお話した際に、現行システムは設計書がない、設計書があっても途中で更新が止まってしまっているため現行システムの状況を正確に把握することが出来ない、とのお話をよく聞きました。そこで弊社では、現行システムの調査を実施する際にお使いいただける現行資産の分析サービス(資産棚卸サービス)も合わせて提供しています。
資産棚卸サービスでは、現状のシステム規模を正確には把握するための「資産規模分析」、関連性・利用状況を明確にするための「関連性分析」、プログラムから設計書を作成するための「現行分析」、重複した資産を共通化するための「類似PGM分析」の4つのメニューを提供しております。このサービスは、マイグレーションに限らずスクラッチ開発や保守開発を実施する際にも有効なサービスとなります。特に「類似PGM分析」は、ロジックの共通化を進めるためのサービスとなっておりますので、システム移行をお考えの際は、是非ご活用ください。

当サイトでは、システム移行について迷われている企業様向けに、マイグレーションをわかりやすく説明している資料をご用意しております。「システム移行 変換率と品質向上サービス オープンマイグレーション基本ガイドブック」は、システム移行時の注意点やポイントが理解できる資料になっています。情報収集中の方や、具体的な解決策を探している方は、ぜひ、当ページより資料をダウンロードください。

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更新日時:2023年1月6日 13時41分