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マイグレーション価格の妥当性 コストは高いのか?安いのか?を判断するポイント

2021/08/12

新しい基盤への移行を検討する上では、コストが意思決定に大きな影響を与えます。出来るだけ価格を抑えてマイグレーションを実施するのが最良の選択となりますが、みなさんがご提案を受けているマイグレーション価格の妥当性はいかがでしょうか?本記事では、マイグレーションの価格が妥当であるかを判断するために、考慮すべきポイントを解説します。

1.マイグレーションの価格(コスト)の妥当性とは?

システム更改に向けてみなさんが取得したマイグレーションの価格は、妥当性のあるものになっているでしょうか。
少しでも疑問が浮かぶ場合は、ぜひ本記事をもとにマイグレーション価格の妥当性をご確認いただくことをお勧めします。
システム更改を考える際は、まずはスクラッチ開発を検討し、次に範囲を押し広げてマイグレーションを選択肢に入れ、比較することが通常です。また、数多くの事業者がマイグレーションを取り扱っているため、いくつかの事業者へ問い合わせ、提案を受けることでしょう。そして、取得した金額を念頭に各選択肢を比較することになります。この場合、精緻な見積取得にはソース提供のための秘密保持契約など時間と労力がかかるため、概算価格のみで方針を決めるケースが多くなっています。できるだけ費用を抑えたパターンを採用することが重要ですが、取得した概算価格を鵜呑みにして高い安いか判断し方針を決定することは避けるべきです。
価格が妥当なものかを考えることは、検討する上で重要なポイントです。では、概算価格の妥当性は 何を根拠に評価すればよいでしょうか。
システム更改の際に検討対象となるスクラッチ開発とマイグレーションの比較、さらには数あるマイグレーション事業者から入手した価格の妥当性を評価するポイントを、システム規模、品質、プロジェクト体制の3つの観点から考察します。

2.マイグレーション価格 判断すべきポイント① -システム規模

まず、システム規模から価格を考えます。ここでは、スクラッチ開発とマイグレーションの特徴に着目します。先述の通り、マイグレーションを検討する際にはスクラッチ開発との比較が一般的です。
マイグレーションはツールを使って自動的に言語変換を行うため、システム規模が大きければ大きいほど自動化できる範囲が広くなり、費用対効果が高くなります。このため、大規模システムの更改を行う際は、スクラッチ開発よりもマイグレーションは価格を抑えることができます。
一方でマイグレーションの価格は、システムの規模(プログラムステップ数、画面数、帳票数)が小さい時は、 差が出ないことがあります。
一般的にはスクラッチ開発のほうが工数、期間が長くなり、価格が高くなりますが、マイグレーションの価格と同じ場合はスクラッチ開発を選びがちです。 なぜならば、スクラッチ開発は一から作り上げるためニーズに合った 機能を実装することができるからです。しかしながら、マイグレーションには既存資産を活用する分、更改の過程で不具合が混入するリスクを抑えることができます。大規模システムではリスクの影響が大きいため、既存資産を活用するメリットをより享受できます。これらから、スクラッチ開発とマイグレーションの双方の特性、長所・短所を確認の上、要件と照らし合わせどちらがシステム規模に見合った価格かを判断する必要があります。

3.マイグレーション価格 判断すべきポイント② -品質

続いて、マイグレーションの品質について考えます。マイグレーションでは、マイグレーション後の品質を確保する為の作業が占める割合が高いため、マイグレーションの価格に大きく影響します。
自動変換率は、高ければ高いほど手動での変換ボリュームが減るため、価格を抑えることができますので重要です。しかし、マイグレーション後の機能がどこまで補償されているかにも着目が必要です。例えば、ツールを使ってすべてのプログラムに対して正しく言語変換しただけでは、マイグレーション前の動作とは異なるケースが発生します。その際には手作業にて修正を施す工数・対応期間が追加になってしまうため、最初は安く見積られていたマイグレーションの価格が想定外のものになってしまう恐れがあります。
また、機能保証の範囲を確認する事も重要なポイントになります。パーツ単体での動作が保証されていても、ひとつの機能として動かなければ修正が必要になります。機能保証の範囲が広ければ広いほど、より品質が担保され、今後発生する修正コストも少なくなります。
マイグレーションの価格の妥当性を判断するためには、機能保証の範囲を踏まえた修正作業、テスト作業費用をともに計上し、品質面の条件を揃えて比 較する事が必要になります。

4.マイグレーション価格 判断すべきポイント③ -プロジェクト体制

最後に、プロジェクト体制から考えます。提案に携わる業者のプロジェクト体制はマイグレーションを安心して委託できる体制になっているでしょうか。マイグレーションの知識や経験が乏しいメンバーの場合はトライ&エラーの進め方になり、計画外の作業・コストが発生する可能性があります。
これには事業者の実績とあわせて、実際にアサインされるメンバーの経歴が関与します。
マイグレーションの経験を積んだ体制で、かつマイグレーションを熟知したメンバーが参画しているならば、適正化されたプロセスに基づき円滑にプロジェクトを推進できるため、想定外のコストが発生する可能性を低くできます。疑問を感じるようであればマイグレーション事業者へプロジェクトの実績、さらにはこれまでのメンバーの経歴など細かい部分まで確認する事が必要になります。プロジェクト体制からも、マイグレーションの価格の妥当性を判断するための材料を得ることができるでしょう。

5.まとめ

システム規模・品質・プロジェクト体制の3つの観点から、価格の妥当性を判断するためのポイントを紹介しました。新しい基盤への移行を検討するためには、スクラッチ開発とマイグレーションの比較とあわせ、マイグレーションの価格の妥当性を判断するために、マイグレーション事業者の提案内容をシステム規模、品質、プロジェクト体制からひも解いていくことが重要になります。出揃った価格で方針を決定するのではなく、マイグレーション価格の妥当性をしっかりと判断していただければ、適正なコストで方針を選択することができますので、ぜひご活用ください。

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更新日時:2023年1月6日 13時40分