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マイグレーションに入門してみよう! ~初心者向けにやさしく解説~

2021/09/07

みなさんは「マイグレーション」をご存知ですか?現在稼働しているシステムの資産を活用して使い続けるための1つの方法です。「聞いたことはあるけれど実際よく知らない」「ネットで調べてもよくわからない」「これからシステム更改の検討をしなくては!」という方も多いのではないでしょうか。マイグレーションを初めて検討される方向けの入門編としてやさしく解説します。

1.マイグレーション 3つの観点とは?

マイグレーションを検討するにあたり普段なじみのないマイグレーションについての理解を深めることが必要になる方もいらっしゃると思います。
本記事ではマイグレーションの入門編として、検討を進めるにあたって押さえておきたいマイグレーションの基本的要素を3つの観点から解説します。

2.マイグレーション入門① 用語解説

最初に、マイグレーションの意味を根本の部分から解説します。マイグレーションは、システム用語としては「既存のシステムおよびアプリケーションを新しい環境へ移すこと」となります。
英単語(migration)としては「移住、渡り、回遊」を意味しており、人や動物の移住、もしくはその集合的な移住者や群れを指しています。これに準えてシステム用語では「移行」の意味を持ちます。移住するにあたって、居住地等の環境は変わりますが、移住者、群れ自体は変わりません。システム用語のマイグレーションも同様のイメージにて、システム環境(プログラム言語、オペレーションシステム、ミドルウェア)は変わりますが、移行対象のアプリケーションは変更しないことが一般的です。そのため、ユーザーからの現行のアプリケーションに対する不満が特になく、今後も使い続けたいというニーズが高い時に有効といえます。
マイグレーションではどのようにして新環境へ移行するのかと言うと、システムを構成する古いプログラム言語を新たなプログラム言語へ変換することで、移行を実施します。多くの場合は変換ツールを用いて自動的に行います。一定のロジックにしたがって実施するため、人の手で実施するよりも高速かつ正確に変換されます。
マイグレーションはよくリプレイスと混同されますが、リプレイスはメーカー保守など各種サポートが適用されているマシンの故障や老朽化への対応のために、機器を同等のものに入れ替えることを指します。プログラム言語の変換やオペレーションシステムのバージョンアップは発生しない点で、マイグレーションとは異なっています。マイグレーションはシステムのミドルウェア、アプリケーションの移行を行う際に用いられる、システム更改の一手段を指す用語です。

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3.マイグレーション入門② 検討の背景

続いて、マイグレーションの検討に至る背景について解説します。マイグレーションの検討は、現行システムのサポート終了がきっかけとなるケースが多いです。例えば、オペレーションシステムやミドルウェアのメーカーによるサポートです。メーカーのサポートが終了してしまうと、現行のバージョンではメーカーの保守が適用されなくなりますが、何が問題なのでしょうか。それは、システム全体の安定稼働が保証されなくなってしまうことにあります。サーバーを最新のものにリプレイスしたものの、サポートが終了したオペレーションシステムにはメーカーの保守が適用されないで、アプリケーションが正しく動作しなくなる可能性があります。また、セキュリティ上のリスクも大きくなり、システムに脆弱性が見つかった場合には、システム停止という事態に陥りかねません。先述のようにマイグレーションでは新環境への移行に伴い、オぺレーションシステムやミドルウェアもメーカーのサポートが得られる最新のものに置き換わるため、システムの安定稼働を確保することができます。そのため、サポート終了がきっかけとなり、バージョンアップや、セキュリティ脆弱性への対応に向けて、マイグレーションが検討される事になります。

マイグレーションは、属人化の解消にも有効です。古くから使われているシステムとなると、当時構築に携わったシステム担当者が現在も担当しているとは限りません。古いシステムに使われているプログラム言語を扱える担当者は減少傾向にあります。システムを取り扱う担当者が限られることで属人化が起こってしまいます。こうなると、例え軽微なものであっても変更の大きな妨げになり、変更を加えず古いシステムをそのまま使うことを余儀なくされます。マイグレーションではプログラム言語を最新の言語に書き換えますので、扱える担当者が多くなり属人化を解消することで、以降のバージョンアップ等への対応はもとより、ビジネスに合わせたシステムの近代化ニーズにも継続的に対応できるようになります。

4.マイグレーション入門③ スケジュール検討で考慮すべきこと

最後に、マイグレーションの推進スケジュールの流れを解説します。マイグレーションは何から始めるのでしょうか。先に述べたようにマイグレーションを検討するきっかけになるのはオペレーションシステムやミドルウェアのサポート終了です。そのサポート終了日までの流れを整理します。
マイグレーションの基本的な流れは①プログラムソース準備などの事前準備、②設計書準備や新開発環境準備等の移行設計(=要件定義)、③実際に言語変換を実施する製造、④ホワイトボックステストやブラックボックステストなどを実施する単体テスト、⑤機能単位で稼働を確認する結合テスト、⑥統合的なシステムテストとなります。① 事前準備と②移行設計の間 にサンプルソースなどで検証を行うのが理想的で、変換ツールを対象の言語特性に併せてカスタマイズすることでより正確な変換を実現します。
この流れで推進するマイグレーションのスケジュール検討に向けて、システムの全量を洗い出す棚卸し調査から開始します。マイグレーションの対象となるシステムの規模が大きければ大きいほど調査にかかる時間がより多くなり、調査に対して多くの要員を稼働させることになるので、調査にかかる工数、時間を踏まえたスケジュール検討が必要です。さらには、ブラックボックス化してしまっている、ドキュメントが残されていない、といった調査の妨げがある場合は、さらに多くの時間と工数を費やすことになるため注意が必要です。これらの調査の手間を削減できるような資産の洗い出しを行うサービスもあるため、大規模なシステムのマイグレーションを実施する際は活用することをお勧めします。これにより調査ではなくスケジュールの検討に時間を充てられるため、効率的な推進が可能となります。

5.まとめ

以上、マイグレーションの入門編として、検討を進めるにあたって最初に押さえておきたい3つの観点を解説しました。本記事のマイグレーションの概要とあわせて、本サイトの別の記事もぜひご活用頂いてマイグレーションの理解を深め、具体的なご検討の一助にして頂けましたら幸いです。

当サイトでは、システム移行について迷われている企業様向けに、マイグレーションをわかりやすく説明している資料をご用意しております。「システム移行 変換率と品質向上サービス オープンマイグレーション基本ガイドブック」は、システム移行時の注意点やポイントが理解できる資料になっています。情報収集中の方や、具体的な解決策を探している方は、ぜひ本ページより資料をダウンロードください。

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更新日時:2023年1月6日 13時39分