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マイグレーション事例を検証 大規模システム移行事例を徹底評価

2022/1/31

大規模システム移行でマイグレーションを選ぶ企業が増えています。その理由は何なのでしょうか?そして大規模マイグレーションを成功させた要因はどこにあるのでしょうか?本記事では大規模システムにマイグレーションを選んだ事例を評価・検証していきながら、マイグレーションプロジェクトを成功させるためのポイントを解説していきます。

1.マイグレーションとは?システム移行の種類を解説

マイグレーションとは、一言で説明するならば「現行システムの移行」となります。「現行システムの移行」にはいくつかパターンがあります。例えばイチからスクラッチ開発をしたり、ERP(基幹業務システム)を 新たに導入したりするパターンを、マイグレーションとは呼ばないでしょう。マイグレーションをもっと踏み込んで解説すると「現行システムの資産を活かし、コストを削減し安全に移行する新システム」と言うべきではないでしょうか。

スクラッチ開発やERP導入と組み合わせたマイグレーション事例もあります。ですがマイグレーションとはホストで開発されたCOBOL環境などの大規模レガシーシステムを、OpenCOBOLに移行するようなケースが多く見受けられます。この種類を「ストレートコンバージョン」と言います。またオープン系システムにVBで移行された現行プログラムを、VB.NETの言語やソフトウェアに書き換えるケースもあります。この種類を「リライト」と言います。

このようにマイグレーションは、現行システムの資産を活かすことが重要なポイントになります。なので「ストレートコンバージョン」や「リライト」を選ぶケースが多いのです。マイグレーションの目的はコストを削減し、トラブルを少なくし、高品質で予定通りに新システムを移行することです。しかし大規模システムのマイグレーションは、そう簡単には順調なプロジェクトにはなりません。その理由は多くの大規模レガシーシステムは設計書不備のためブラックボックス化しており、現状仕様をユーザーもベンダーも把握できていないケースが多いからです。マイグレーションをするためのStep数のボリュームが多いことも問題プロジェクトになりやすい原因と言えるでしょう。

しかし大規模システムのマイグレーションを成功させた事例があります。今回は大規模システム移行事例を徹底評価・検証し、解説していきたいと思います。

2.マイグレーション事例を検証① J社

J社は長期固定金利の住宅ローンの供給を支援している組織です。多くの金融機関とつながっている総合オンラインシステムはメインフレームを中心にサブシステムで構成されています。インフラの保守更新が迫っていたため、レガシーマイグレーションを検討していました。J社はシステム移行の確実性を重視し、スクラッチ開発の再構築ではなく、リライトのマイグレーションを選択しました。

検討の結果、2社のマイグレーションベンダーが移行会社として指名されました。総合オンラインシステム全体では2,000万ステップもの大規模マイグレーションでしたが、要件定義から移行までを3年半で、大きなトラブルもなくマイグレーションを成功させました。

成功プロジェクトを評価・検証してみると、いくつかの成功ポイントが見えてきます。まずマイグレーションベンダーは専用のリライト移行ツールを使って今回の大規模マイグレーションを実行しており、COBOLからJavaの変換作業を地道に積み上げたことが成功要因のひとつです。またマルチベンダーで進めたため、プロジェクト体制をユーザーとベンダーで強化しました。マイグレーション推進本部をつくり、J社とベンダー2社の経営層によるステアリングコミッティを毎月行いました。各プロジェクトのマネジャークラスが集まって、進捗状況確認の会議を頻繁に行ったことも評価されています。こうして見事に大規模マイグレーションプロジェクトを成功させたのです。

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3.マイグレーション事例を検証② A社

旅行業には欠かせない旅客収入管理システムのマイグレーション事例です。A社はメインフレーム廃止方針やデータセンター移設をきっかけにシステム移行を検討していました。A社の要望は「短期間で低コスト、そして高品質のマイグレーション」を実行できるベンダーでした。そして「オープン化」と「リライト」のホストマイグレーションを実行できるマイグレーションベンダーを選びました。ベンダーを選定した理由は、A社からの厳しい納期とコストを実現するために、実績のある高品質なコンバージョンツールを使うベンダー提案があったからです。そして新旧のプログラム比較テストの対象数を削減することで、納期とコストを削減できました。また上流工程では早い段階で移行性を評価・検証し、リスクを低減しマイグレーションを進めていきました。こうして、品質・コスト・納期が計画どおりに進み、マイグレーションを成功させたのです。

4.マイグレーション事例を検証③ 金融業界の大規模マイグレーション実績 TIS(株)

TISは金融業界の大規模マイグレーションを多数、完遂した実績を持っています。理由は長年、金融事業部が中心となり、銀行やカード会社、リース・ローン会社、生保・損保の保険会社の開発サポートを続けてきたノウハウがあるからです。もちろん製造業や流通サービス業のマイグレーション実績も多数あります。ではどのような金融業界のマイグレーション実績があるのでしょう?

TISのマイグレーションプロジェクトは100万Step超の大規模案件が多いことが特長です。大規模マイグレーションを成功に導いたその数は30案件以上、全ての案件で本番障害ゼロという実績を持ちます。マイグレーション変換ツールを使い、様々な開発言語、データベース、フレームワーク等の環境に対応した変換メニューを持っていることが強みです。そしてマイグレーションのプロセス毎に不具合混入ステップを極小化した開発方法論を持ち、品質を積み上げながら、プロジェクト品質の向上を実現していきます。ではTISの大規模マイグレーション事例を具体的にご紹介しましょう。

金融業界事例① 生命保険 企業年金管理システム
大規模VBマイグレーションプロジェクトとして、550人月、150万Stepを見事に成功させました。調査分析から本番移行までの期間は1年6ヶ月、マイグレーション変換ツールの自動変換率93.2%の高さが、順調にマイグレーションを進めていけた要因と言えるでしょう。
データベースはORACLE(オラクル)10gからORACLE12cへ移行されています。

金融業界事例② 特定保健  基幹系システム
HolonからVB.NETへの大規模マイグレーションプロジェクトとして、2,000人月、300万Stepを成功させました。調査分析から本番移行までの期間は2年6ヶ月、データベースはORACLE12cで稼働しています。

5.大規模システム移行事例を徹底評価 まとめ

大規模システム移行の手法にマイグレーションを選択する理由は、現行システムの資産を有効活用し、確実・安全性を重視しながらコストを抑制するためです。大規模システム移行を成功させたマイグレーション事例を評価・検証してみても、同じ理由から「ストレートコンバージョン」や「リライト」のマイグレーションを選んでいます。

そして評価・検証のもうひとつのポイントはマイグレーション変換ツールを使ってシステム移行をしていることです。高い変換率のマイグレーション変換ツールを持っており、マイグレーションサービスと組み合わせれば成功率は高まります。高品質で低コスト、そして安全で確実なマイグレーションサービスや、信頼のおける移行方針やアセスメントを実行できなければなりません。

当サイトでは、マイグレーションによるシステム移行をお考えの方に向けて、参考になるダウンロード資料をご用意しております。「オープンマイグレーション基本ガイドブック」は、マイグレーションで注意しなければならないポイントがわかる資料になっており、御社のシステム移行の意思決定のヒントになるはずです。マイグレーション変換ツールについても掲載しております。

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更新日時:2023年1月6日 13時37分