TIS INTEC Group

Case study

事例紹介

花咲山醸造所 様

花咲山醸造所 様

従来の流通範囲を超えて、どぶろくの魅力を届ける

埼玉県横瀬町の花咲山醸造所で作られているどぶろく花咲山は、火入れをしない生酒です。冷蔵でも発酵が進んでしまうため、横瀬町の限られた場所でのみ販売されていました。
このお酒の魅力をもっと広めていくため、TISはトークンを利用して製品を流通させる実証実験を実施しました。

どぶろく花咲山を受け取る権利がある、2次流通も可能な引換権トークンを発行。
トークン保有者は、トークンと引き換えに冷凍状態のどぶろくを手に入れることができ、通常流通していないお酒を手に入れることができます。
また、横瀬町のシンボルを盛り込んだオリジナルアートの限定デザインラベルを作成し、限定流通品としての特別感を高めました。

トークンを利用することで、トークン保有者とメーカーが直接やり取りするので冷凍状態での流通が可能となり、品質保証されます。また、これまでの流通範囲を超えて価値を届けることが可能となりました。

米鶴酒造 様(SAKEXとの共創事例)

米鶴酒造 様 (SAKEXとの共同事例)

伝統的な酒蔵から、逸品と共に特別な体験を届ける

山形県東置賜郡高畠町で300年以上続く、数々の日本酒コンテストにて180以上の受賞歴をもつ酒蔵である米鶴酒造。
しかし日本国内では、他のアルコール飲料との競合や若者の飲酒離れにより、日本酒を製造する酒蔵の減少が続いています。

この状況の中で、価値ある逸品を守り届け続けるために、TISとSAKEXは日本酒をきっかけに現地訪問して酒蔵・現地のファンを作るプロジェクトを実施いたします。

米鶴酒造の日本酒「亀粋」と合わせて、特別体験トークンを販売。購入者は自宅で日本酒を楽しんだ後に、トークンをチケットとした限定イベントに参加することができます。
イベントでは米鶴酒造と日本酒のもつ魅力について語りながら、当日限定の「初しぼり特別酒」と山形県産食材のコース料理を楽しむメーカーズディナーを提供。参加後には高畠町の特徴を示した地図デザインのファン証明トークンを発行し、地域自体への興味をもっていただく工夫をしています。製品ならびに地域との継続的な関係構築につなげます。

トークン化することで、酒蔵は新たな販路拡大ができ、消費者はプレミアム感のある体験や製品への愛着が高まる新しい購買を実感することができます。