株式会社ガリバーインターナショナル様

クラウドサービスの導入でビジネスシーンの変化に即応しつつコスト削減を実現

中古車の買取・販売で業界最大手のガリバーインターナショナルでは、ビジネスの要となる販売総合サイト「221616(ブーブーイロイロ).com」に関して、これまで自社サーバ上で稼働していたシステムをTISのプライベートクラウドサービスに移行。運用も含めて丸ごとアウトソーシングし、運用コストの大幅削減を実現しました。

社名 株式会社ガリバーインターナショナル様
設立 1994年10月25日
事業内容 自動車の買取事業、自動車の販売事業、その他自動車流通に関わる事業
URL
株式会社ガリバーインターナショナル様

課題

販売強化を機に急務となったビジネス基盤の運用効率化

中古車の買取・販売で知られる業界最大手のガリバーインターナショナル(以下、ガリバー)。2005年に販売力強化を目的に立ち上げた「221616(ブーブーイロイロ).com」に合わせてサーバ環境を大幅に増強し、ビジネスの急速な進展に対して万全を期した、信頼性の高い大規模な基幹システムを運用していました。

しかし、中古車販売を強化するようになった2008年ごろからは、掲載する画像データも増えてシステムへの負荷も増す中で、迅速化・多様化するビジネスニーズに対応しきれない状況も発生しました。例えば、短期間での新規サイトの立ち上げに際して、ホスティングサービスを利用して急場をしのぐなど、ビジネス基盤が分散化。その統合と効率的な運用が急務でした。

そこでガリバーが、「ハードウェア資産を持たない」「運用コストをかけない」「基盤を集約する」ことを目的に、新たな基幹システム環境として注目したのが、サーバ設備を用途や規模に応じて必要な分だけ「サービス」として自在に利用できる「プライベートクラウド」の導入でした。

提案

運用コストの大幅削減を狙った、プライベートクラウドの導入

ガリバーにとって、サーバなどのハードウェア資産を持たずに、必要なサーバリソースをサービスとして迅速かつ手軽に利用できるプライベートクラウドは、急変するビジネスニーズに応える、まさに最適なビジネス基盤といえました。

2005年に導入した既存システムの構築・運用を手掛けてきたTISは、日ごろの営業活動を通じてガリバーがクラウド環境の導入を検討していることを知りました。

しかし、ガリバーが検討を始めた2009年6月当時、TISにはプライベートクラウドに該当するサービスはありませんでした。そこでTISは、ガリバーにおける同年9月のクラウド環境導入に向けて、全社を挙げてサービス化に尽力し、その要望に3カ月に満たない短い期間で応えることを決定。既存システムをまるごとクラウド化する環境を用意しました。

こうしたTISの提案に対し、運用コストの大幅削減が期待でき、既存システムに精通したスタッフのもと万全な移行・安定運用が図れるとガリバーが評価したことから、2社は共同で、プライベートクラウド導入に取り組むことに決めました。

解決

短期間でのクラウド環境構築と既存システムの移行

導入に際して、まずは2009年9月に実施するキャンペーン展開と同時に、更改予定の「221616.com」をクラウド環境で実現。その上で、関連サイトについても順次、移行を進めるという、大規模な導入を図ることとしました。
短期間でのクラウド導入と既存システムの移行には相当な困難が予想されましたが、TISは、信頼性の高いインフラ基盤を構築・運用してきた豊富な経験やノウハウを有しており、クラウド環境構築に不可欠な仮想化技術に長けたエンジニアも多数在籍。詳細かつ最適なテストの実施や社内チェック体制などから、短い納期でも高信頼のサービスを提供できる品質管理の仕組みも確立されています。さらに、通常のビジネスに支障が出ないよう、移行作業の途中でも既存システムに直ちに復帰し迅速にリカバリできる体制で臨むなど、ミッションクリティカルな基幹システムの構築・運用を手掛けてきたTISならではの技術力を生かして移行作業は進められました。
こうして実質3カ月という短期間の構築作業を経て、新たにスタートしたプライベートクラウド環境のもと、ガリバーは既存システムの円滑な移行を果たし、リニューアルサイトは予定通りにオープンしました。

効果

運用コストを半減しつつ加速するビジネス展開に即応

2009年9月のリニューアルオープン以来、TISが提供するプライベートクラウド環境のもとで、「221616.com」は安定稼働を続けています。サーバ台数やCPUリソース、ストレージを必要に応じて30分というスピードで用意できる環境が整ったガリバーでは、その後も新たに2つのキャンペーンサイトを迅速に立ち上げるなど、プライベートクラウド環境の導入という変化をチャンスに変えて、積極的なビジネス展開に役立てています。
課題だった運用コストに関しては、従来と比較して約50%に削減されるなど、大きな導入効果が得られるとともに、サーバやネットワークを含めて、すべてのハードウェアを冗長化するなど、信頼性の向上が図られています。なお、TISのデータセンター内に、これまでは8基のラックに31台のサーバを保有していたガリバーですが、クラウド環境のもとでは、仮想化技術により1基のラックで8台のサーバに集約されるなど、省スペース・省電力といったグリーンITの観点からも成果が表れています。
TISは引き続きクラウドサービスを通じた最適なシステム基盤を提供し、安定運用・保守を手掛けるとともに、例えばアプリケーションベンダーと連携してシステム全体の最適化を図るなど、ガリバーにおけるさらなる運用コスト削減に貢献したいと考えています。

図表1:仮想化前と仮想化後
図表2:プライベートクラウド環境による効果

お客さまの声

ビジネスの進展に合わせたサービス

株式会社 ガリバーインターナショナル
マーケティング本部 プロモーションセクション セクションリーダー
宮本 員稔 氏

既存システムはアクセスが集中してもびくともしない堅固さを備えていましたが、加速するビジネスのスピードに応えるのは困難でした。今後のビジネスの進展に合わせて、必要なリソースを必要な分だけ利用できるプライベートクラウドはまさに最適。このサービスを低コストで提供したTISに感謝しています。

走りながらカタチにするクラウド環境

株式会社 ガリバーインターナショナル
マーケティング本部 プロモーションセクション
六車 昭彦 氏

当社はスピードを重視し、走りながらカタチにしていくようなビジネススタイルです。そうしたニーズに合致したプライベートクラウドサービスを短期間で立ち上げ、既存システムの移行まで果たしたTISは、私たちにふさわしいベンダー。これからも高い技術力や先進的なソリューションによるサポートを願っています。

自在に活用できるメリットを実感

株式会社 ガリバーインターナショナル
コーポレートチーム オペレーションセクション
佐藤 洋三 氏

アクセスの急増が予測されるサイト運営にとって、今回導入したクラウド環境は、CPUやメモリなどのリソースをわずか30分で増強でき、「クラウド=雲」のメリットを実感しています。用途に合った最適なシステムを最適なスタイルでビジネスに役立てるためにも、今後のTISの提案やサービスに期待しています。

TIS担当者から

クラウド環境で運用コストの削減と競争力の強化を実現

TIS株式会社
IT基盤サービス事業部 IT基盤サービス第1部 主査
中村 健

短期間でこのプライベートクラウドサービスを一から立ち上げるのは苦労の多いものでしたが、サーバの仮想化技術など、当社の実績や技術力を存分に生かした高信頼のサービスを低コストで提供できる仕組みを用意し、運用コストの大幅削減に寄与することができました。ガリバー様の「スピード重視の行動的なビジネス姿勢」には学ぶところも多く、仕事をご一緒できて感謝しています。
今回、ガリバー様が導入したプライベートクラウド環境の取り組みは、エンタープライズクラウド「TIS Enterprise Ondemand Service」として、既にサービスの提供を開始しています。当社には金融やERPなどのシステム構築・運用で長年にわたる実績があり、豊富なノウハウに基づいた高信頼のインフラ機能を低コストでご提供いたします。
サーバリソースを手軽に利用した、コストの最適化や競争力の強化など、高いビジネス効果にご期待ください。

  • ※TIS、TISロゴはTIS株式会社の商標または登録商標です。
  • ※その他の会社名、商品名、サービス名は各社の商標またはサービスマークです。

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更新日時:2016年10月6日 16時16分

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