PHR POCテンプレート
PHRとは
PHRとは、パーソナルヘルスレコード(Personal Health Record)の頭文字をとった略語で、個人の健康・医療・介護に関する情報のことを指しています。急激な少子高齢化や人口減少が進む中、健康寿命の延伸に向けた取り組みとして、個人の健康情報を本人や家族が正確に把握できるようにするPHRの仕組みへの注目が世界的に高まっています。日本政府が運営するマイナポータルにおいても、2021年から特定健診の情報が提供されるなど、PHR活用による予防、健康づくりの推進などが期待されています。また、総務省、厚生労働省、経済産業省によって「民間PHR事業者による健診等情報の取扱いに関する基本的指針」が取りまとめられるなど、PHR活用に向けた環境整備が進みつつあります。
PHR POCテンプレートとは
PHR POCテンプレートは、ヘルスケアサービスで求められる共通的な部品群をまとめたテンプレートです。本テンプレートは、日本マイクロソフトとTISが無償公開している「ヘルスケア リファレンス アーキテクチャー」を活用しています。本テンプレートの提供を通して、PHRを活用したヘルスケアサービスの効率的な社会実装を支援します。
低コスト・短期間
ヘルスケアサービスに求められる共通的な部品群が用意されているため、POC環境の立ち上げコスト・期間が削減できます。通常1~2か月かかるPOC環境構築を3日間に短縮*できました。
*当社事例
安心・安全
PHRサービスを提供する事業者が守るべき各種ガイドラインや規約に則ったテンプレートのため、安心・安全なシステムを構築することができます。
専門家による支援
3省2ガイドライン対応、要配慮個人情報の取り扱いなど、運用面も含めた各種規制対応のご支援や、ヘルスケアデータならではの留意すべきポイントを踏まえたビジネス面でのサービス立上げ支援などもご提供しています。
\まずはお気軽にお問い合わせください!(1分で完了)/
ヘルスケアサービスの開発に向けて
詳しくはこちらリーフレットをご確認ください!(PDFでダウンロード)
✓ PHRで求められる、システムの導入・運用コストを削減したい
✓ 短期間でPHRを用いたヘルスケアサービスを実装したい
✓ セキュアで統一された基準でのシステム構築を実現したい
PHRの標準化・普及促進を目指して、テンプレートのベースとなっている
アーキテクチャーを無償で提供・公開しています。
TISは日本マイクロソフト社と連携しながらPHRサービスの普及に取り組んでいます。
PHR普及活動の一環として、ヘルスケア情報の取り扱いに要求される各種ガイドラインに準拠した
クラウドベースの技術をヘルスケアリファレンスアーキテクチャーとして無償公開しています。
以下より、業務ファンクションマップ、アーキテクチャマップ、サンプルプログラム(GitHub)をダウンロードできます。
①業務ファンクションマップ
企業や自治体によるヘルスケアプラットフォームを利用したPHR・EHR活用ケースをまとめたドキュメントです。
②アーキテクチャマップ
機能要件・システムの検証、データの構造の標準化実装・運用方法が確認できます。表現するレベルの違う3つのアーキテクチャマップを用意しました。
- TISのPHR POCテンプレートなら
低期間、低コスト、安心安全! さらに専門家による支援もご用意しています。 - まずはお気軽にお問い合わせください!(1分で完了)
PHRについてさらに理解を深めたい方はこちら
予防や健康づくりの必要性が高まる中、個人の健康・医療・介護に関する情報であるPHRの活用に向けた取り組みが進められています。PHRサービスやデータ整備に関する動向や、PHRに関するTISの取り組みを、資料を通じてご紹介いたします。
経産省に聞くなぜヘルスケア業界は“77兆円”に?
PHR活用が本格化するための課題や先進的なユースケースについて
・ヘルスケア市場の規模や可能性
・PHRサービスのユースケース
・データ利活用の必要性
ヘルスケアプラットフォームと活用事例のご紹介
健康・医療情報基盤の強化、ヘルスケアサービスの検討に向けて
・ヘルスケアプラットフォームの概要
・ヘルスケア業界における実績
・ヘルスケアビジネス支援プランと活用事例
健康医療情報共通プラットフォーム(PLAT)の参照実装への取組み
次世代電子カルテが想定すべき、HL7-FHIRを前提とした連携機能の参照実装とは
・NeXEHRSコンソーシアムのPLATとは
・標準規格「HL7-FHIR」を前提とした参照実装の概要
・公開ドキュメントと今後のスコープ