企業経営管理統合プラットフォーム:CCH Tagetik

- CCH Tagetik
- 予算管理・連結管理
経営戦略と現場をつなぐ経営管理統合プラットフォーム
不確実性の高い時代であるからこそ、想定外の事態が企業経営に与えるインパクトを予測し、自社の実態把握と予測をリアルタイムに行い、経営の意思決定を迅速に行っていくことが重要になります。そこで注目されるのが、将来予測や予実管理などが可能になるEPM(Enterprise Performance Management)ツールです。導入を検討されているお客様にEPMのメリットや、ツールを選択する際のポイントなどをわかりやすくご紹介します。
EPMを必要とする企業の課題
たとえば、このようなお悩みはありませんか?
- 予算編成や利益計画の見直しなどをExcelで行っているため業務が効率的でない
- ExcelやBIを駆使してレポートを作成しているため、リアルタイムな情報を把握できない
- 会計システムの予算管理機能を利用しているが、財務情報を中心とした分析しかできていない
- グループ各社の経営情報を事業単位などで横断的に可視化・分析する方法がない
- 販売計画、人員計画、生産計画などの非財務情報を統合的に管理する方法がない
経営層の迅速な意思決定を支援するEPM
社会環境が大きく変化している中、各企業は市場での競争力を高め、事業の存続・維持に向けてデジタルトランスフォーメーション(DX)による業務の変革を進めています。これまで、ExcelやBIツールを駆使してレポートを作成している企業がほとんどでしたが、統合経営管理プラットフォームの導入により、信頼性の高い経営データをタイムリーに活用することで、透明性を担保しながらリスクや成果を適切に管理し、より正しく迅速な意思決定を行うことができるようになるのです。
- EPMの導入により得られるメリット
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- 予算編成や利益計画の見直しなど経営管理における業務プロセスの標準化
- 販売部門・製造部門、グループ会社などの組織横断的な情報のリアルタイム共有
- 統合管理データ(販売計画、人員計画、生産計画)による正しい経営判断の支援
- 企業価値向上のための事業ポートフォリオ・マネジメントの実現
- 非会計データを活用した将来の予測・シミュレーション
EPMの役割と選び方のポイント
外的/内的要因により経営環境に変化が生じた場合、速やかに事業計画を変更する必要があります。多くの企業で用いられているERPは、企業のマネジメントサイクル(PDCA)の D(実行)に該当します。一方のP(計画)C(分析)A(改善)に該当するEPMは、分析ツールにより将来予測を行うことができ、改善アクションプランの策定までつなげることができます。
EPMを選ぶ際は、本社を含めて地方拠点やグループ企業の経営情報を組織や事業といった多面的な軸で見れることが重要です。また、データ収集からレポート作成までを、迅速かつ容易にできるか否かも要チェックです。
CCH Tagetikは活用効率や業務効率、信頼性の向上に多大なメリットをもたらします
高度な意思決定やグループ企業、部門間の情報共有には、ワンプラットフォームのEPMが不可欠
部門ごとに情報がサイロ化され、同一であるはずのデータに複数の異なる数値が存在すると、システム自体の信頼性が失われてしまいます。そこでお勧めしたいのが、ファイナンシャルインテリジェンスと自動化機能が組み込まれたワンプラットフォーム型のEPMです。経営層、マネージメント層、部門長など例え異なった視点を必要としても、それぞれの立場で必要なデータを即時に参照できるほか、データ収集やレポート作成などの対応も自動化することが可能です。
ワンプラットフォーム型統合経営管理システム「CCH Tagetik」
数あるEPMツールの中でもCCH Tagetik は、企業課題解決のための経営戦略情報基盤として特に優れた機能を備えています。
CCH Tagetik は、リスクやパフォーマンスの測定/管理から予算管理、連結管理、レポーティング・分析まで網羅的にカバーする事で、経営層から現場まで利用でき、予実差異分析や将来予測に基づいた意思決定をスピードアップし、マネジメントサイクルの効率化を実現します。

対応する業務領域
機能の特徴
CCH Tagetikは1製品で 「予算管理」「連結管理」「開示/報告」 の3つのモジュールを網羅し、必要な各種機能を取り揃えております。
ご要件に即したモジュールをご契約いただき利用することが可能です。
企業単体での業績管理から、グループの連結業績管理まで、企業の成長や事業規模拡大に合わせて、段階的にシステムを拡張することが可能です。

そのほかCCH Tagetikでは経営管理領域全体をカバーするための様々な機能が実装されておりますが、主に以下の機能特徴がユーザーに評価されています。

多次元分析データから明細データ管理・共有まで可能
多次元での分析データに加えて、その内訳となる業務的な明細データを、経営層、マネージメント層、部門長がそれぞれの立場で必要なデータを閲覧・共有することが可能です。

使い慣れたMicrosoft製品との連携でスムーズな導入・運用
CCH Tagetik は、Excelはもちろん、SQL Server、Dynamics CRM、SharePoint Serverなど、使い慣れたMicrosoft製品とシームレスな連携が可能です。これにより、スピーディな導入・運用が可能になり、全社規模で活用効率を高められます。

制度連結に準拠した財務諸表も迅速かつ的確な作成が可能
株式公開企業に課せられる連結財務諸表ですが、その作成は決して簡単な作業ではありません。CCH Tagetikは、連結財務諸表を作成する上での必要な財務情報及び非財務情報を効率的に収集し、人手による作業と人為的なミスを排除することが可能です。内部統制にも対応し、コンプライアンスの強化を実現します。
決算プロセスの短縮化を図りながら透明性と信頼性も向上
統合型ワークフローを活用することにより、国内単体/グループの連結決算から決算報告、情報開示まで、エンドツーエンドの財務プロセスの合理化が可能です。月次決算に要する時間や人的リソースを軽減しながら、透明性と信頼性も向上させます。
これまで培ってきた経営管理システムの構築実績・ノウハウ・技術力を活かし、
CCH Tagetikの導入プロジェクトをTISが成功に導きます!
TISが、「CCH Tagetik」導入を支援
TISは、ビジネスを支える基幹システムから、高い競争力を生むアプリケーション、さらにはシステムの基盤となるプラットフォームまで、幅広い業界・分野でITサービスを提供する総合ITサービス企業です。私たちは、長年にわたって培ってきた経験と技術により、常にお客様の経営課題を把握し、潜在的なニーズを先取りしたサービスをお届けすることで、お客様のデジタルビジネス変革に貢献します。
経営管理基盤構築ノウハウ
多数の大規模経営管理システム構築の導入実績を活かした精度の高い方法論を有しています。経営環境の変化により目標値にギャップが生じた際は、システムの設定変更を迅速に対応します。システム面だけでなく、お客様にとって最適なソリューションを業務観点からご提供します。
ワンストップサービスの提供
システムの企画から、本格導入に向けた一気通貫の導入支援、保守サービスを提供しますので、将来的な機能拡張を含めた経営管理基盤の構築・保守が可能となります。
TISならではのプロジェクト推進
これまでに培ったプロジェクト推進力で、シームレスできめ細かな導入支援を実施します。
プロジェクトメンバーだけではなく、組織や事業部、会社全体でのQCD(品質、コスト、納期)の管理により、確実なプロジェクト推進を実現します。