請求書支払業務自動化サービス
- 経理DX実現のファーストステップ!
~手間がかかる請求書支払プロセス全体の
自動化を目指します~ - テレワーク促進や電子帳簿保存法の緩和、インボイス制度への対応など、経理業務におけるペーパーレス化と業務効率化の課題を解決します。
請求書支払業務自動化サービスは、経理担当者が行う請求書支払プロセス全体の電子化・自動化する仕組みを提供するものです。
TIS独自の経理向けRPAテンプレートと経理業務に特化したAIソリューション、電子帳票システムを組み合わせ、令和3年度の電子帳簿保存法改正にも対応した「請求書支払プロセス全体の自動化」を目指します。
各種製品とTIS独自のサービスを組み合わせることで、企業ごとに異なる請求書支払プロセスや関連システムを活かしつつ、DX促進に向けた広範囲で高度な自動化を可能にします。
導入効果
本サービスを導入するメリットや効果は、大きく5つあります。
請求書支払業務の効率化
金額・取引先・口座などのマスタ照合を自動化し、請求書支払業務を効率化。
働き方改革の促進
請求書ペーパーレス化を実現し、経理部門のリモートワークを促進。
ガバナンス強化
不正申請を抑制・防止し、電子帳簿保存法などの法的要件の遵守を実現。
業務標準化・品質向上
属人的になりがちな請求書支払プロセスを電子化・自動化し、業務標準化・品質向上を実現。
生産性向上
現場・経理部門の作業コスト抑制し、全社で本来業務へ注力。
生産性向上を実現。
お客様の課題
経理業務において、このようなお悩みはありませんか?
会社全体
- 課題
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- 現場の生産性を上げたい
- 不正処理が検知できない
- 電子帳簿保存法などの法改正対応に着手できていない
- 解決
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- 請求書支払いまでのリードタイムが短縮され、戦略的な経理業務へシフト
- システムチェックで、不正(請求書の使いまわしなど)を牽制・防止
- 不正への牽制や法改正対応の遵守で会社のガバナンスを強化
経理部門
- 課題
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- 繁忙期に作業が集中し残業が発生してしまう
- 多重チェックしてもミスが発生してしまう
- 請求書原本の対応により出社しなければいけない
- 解決
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- 請求書支払の確認作業の自動化により残業時間を抑制
- 属人的だった業務がデジタル化され、ミスが減少
- 請求書原本に関する業務(受取り・開封)からの解放とリモートワークの促進
現場担当者
- 課題
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- 請求書のシステム入力が面倒
- 入力項目が煩雑で差戻しが多い
- 申請を滞留させ、残業や休日で処理を行っている
- 解決
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- システムの入力作業の自動化により請求書申請にかかる業務効率がUP
- システムの入力補完により、ミスの軽減・差戻し対応コストの削減
- 請求書申請に充てていた時間をあるべき業務へシフト
サービス概要
経理部門のDX推進を阻む課題と背景
令和3年度税制改正において、電帳法が大幅に見直しされ、スキャナ保存などの電子化要件が緩和されます。一方、令和4年1月1日以後、電子取引は電子データのまま保存することが義務化され、電子データで受領した請求書等を紙に印刷して保管する運用ができなくなる等の変更もあります。
これにより、スキャナ保存だけでなく、これまで電子帳票と印刷・紙保管していた帳票の電子化ニーズが加速することが予想されています。
特に毎月数千件以上の契約や請求処理を行う企業では、請求書申請の内容入力~確認・承認という負荷が高い経理業務について「自動化による業務効率化や生産性向上の取り組み」とあわせて「電帳法に対応したい」というご要望をお聞きします。
TISは、経理部門が進めるDXのファーストステップとして、上記のような課題を「請求書支払業務自動化サービス」で解決いたします。
「請求書支払業務自動化サービス」では、経理業務に特化したAIソリューションと人・ロボットの作業をシームレスに連携するTIS独自の経理向けRPAテンプレートを提供し、既存システムの変更を最小限に抑えながら、請求書支払プロセス全体の効率化を実現します。
サービスの特長
本サービスは、クラウド型請求書管理システムの利用や単独でのRPA、OCR製品の導入などと比較し、既存の業務フローを維持すべき箇所は維持し、スピーディかつ広範囲な業務の自動化を実現します。
企業ごとに異なる既存の請求書支払プロセスや関連システムを活かしつつ、DX促進に向けた業務フロー、システムイメージをご提案します。
1.AIによる請求書の読み取り、自動入力および自動チェックが可能
従来のAI-OCR製品では、証憑の種類ごとに支払金額等の項目位置を事前定義することが必要でしたが、本サービスはファーストアカウンティング株式会社(以下、ファーストアカウンティング)の経理業務に特化したAIソリューション「Robota」を採用しており、経理特有の証憑書類の形式をあらかじめ学習したAIを活用し、事前定義の必要なく項目値の読み取りが可能です。また、AIが読み取った値を自動で確認するロジックチェック等の機能を備えており、確認作業を大幅に効率化できます。
2.請求書支払プロセスを自動化
経理業務に特化したAIソリューションにTISがこれまで培ってきたRPA導入のノウハウを活用したTIS独自の経理向けRPAテンプレート※を組み合わせることにより、請求書支払プロセスのリアルタイムな自動化を実現します。経理向けRPAテンプレートにはAI-OCRの呼び出しや、AI-OCRの読み取り結果と申請内容の不一致検知、支払期限の遅延チェック、申請内容の不備確認、AI-OCRやRPAのみで判断できない場合の人へのエスカレーション等の機能を組み込んでいます。
※:経理向けRPAテンプレートは、当社の「ハイパーオートメーション実現サービス」を「請求書支払プロセス」向けに特化・カスタマイズしたものです。「ハイパーオートメーション実現サービス」については、以下URLをご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/rpa_uipath/hyperautomation_service/
3.電子帳簿保存法に則った帳票保存を実現
電帳法への対応のため、各請求書の電子保存前に入力期間の条件や請求書スキャン時の解像度/カラー条件等の確認が必要となります。本サービスではこれらの煩雑な確認作業を自動化し、差戻しや紙での保管判断が自動で行えます。また電子保存の際にも、電帳法の検索機能要件に則った検索項目設定も自動で行います。お客様による個別での検索キー追加の対応は不要です。
導入イメージ
経理部門の「業務コスト削減」「リモートワーク促進」「不正や人的ミス防止」といった課題を解決し、経理業務のDX促進と請求書支払プロセスに関わるすべての人のベネフィットを追求します。
利用製品およびサービスについて
ファーストアカウンティング株式会社が開発・提供する経理業務の効率化ソリューション 「Robota」は、経理特化型AIサービスで事前帳票定義が不要・データチェックが可能な点が特長です。OCRベンダーの適⽤業務処理別売上・シェアでは、請求書および領収書業務で国内No.1を獲得しております。
詳細は以下URLをご確認ください。
https://fastaccounting.jp/
UiPath株式会社の提供するRPAプラットフォーム「UiPath Platform」は、オブジェクトID、画像認識、テキスト認識等、複数の手段があり、API連携で業務内容に応じた機能の拡張も容易なため、幅広い業務に適用できるRPA製品です。
詳細は以下URLをご確認ください。
https://www.uipath.com/ja/
※「UiPath」は、UiPath社の米国およびその他の国における商標です。
インテックが提供する「電子帳票システム(快速サーチャーGX)」は、多種多様な帳票を一元管理でき、いつでもどこからでも閲覧・検索ができるようにします。
ペーパーレス、業務効率化、電子帳簿保存法対応をサポートします。
詳細は以下URLをご確認ください。
https://www.einswave.jp/service/form_log/kaisoku_searcher_gx/
本サービスのTIS独自RPAテンプレートのベースとなる「ハイパーオートメーション実現サービス」は、人とロボット(RPA)のシームレスな連携、業務プロセス全体のリアルタイムな可視化を実現し、経理や営業事務などバックオフィス業務のデジタル化を加速させます。
詳細は以下URLをご確認ください。
https://www.tis.jp/service_solution/rpa_uipath/hyperautomation_service/