マルチクラウドインテグレーションサービス for Oracle Cloud Infrastructure & Microsoft Azure
- Oracle Cloud InfrastructureとMicrosoft Azureに精通したTISが、コンサルティングから移行・運用までトータルでご支援します。
- Microsoft Azureの導入・Oracle Databaseのクラウド化を検討しているお客様へOracleCloud Infrastructure(以下OCI)とMicrosoft Azure(以下Azure)のマルチクラウド導入をコンサルティングから運用・保守までワンストップでご提供します。
その課題、OCI & Azureで解決しませんか?
- オンプレOracleDBをクラウド化したいが、コスト・移行面で課題が多く塩漬け状態になっている
- 自社基盤をマルチクラウド化したいが、複数のクラウドに対するスキルや管理が必要になるのでは…
- オンプレOracleDBはOCIへ移行させて、現行導入しているAzureとマルチクラウドで構成したい。データ連携等、実現可能なのか…
- OCI-Azure導入を既にしているが、ID認証管理が課題
- OracleDBだけでなく、PostgreSQLやSQL Serverを含めたクラウドへの移行およびデータ連携が課題
お客様が抱える課題
なぜ OCI & Azure なのか
OracleとMicrosoftは双方のクラウドをより効果的に活用いただくためにパートナーシップを結んでいます。
相互接続のためのサービスが複数あり、これにより双方の長所を活用したマルチクラウド化が実現できます。
1.直接接続によりデータ連携が高速・安全に実現
OCIのFastConnectとAzureのExpressRouteを使用することで同じネットワーク内にあるかのように、両者のリソース間通信が可能となります。
2.Azure画面からOracle DBの操作・監視が可能
ODSAポータル上で、OCI管理画面を操作することなくまるでAzureサービスかのようにOracle DBの操作や監視が可能です。
※一部制限機能あり。
3.ユーザ管理がシンプル
OCIにアクセスできるユーザをAzureADにて制御できます。両者のクラウドを使用しながらもユーザ管理はシンプルに、かつセキュリティは強固にすることが可能です。
サービス概要
「OCI & Azure」の導入に向け、コンサルティングから運用までワンストップでサービス提供いたします。
コンサルティングフェーズ
アセスメント
アセスメントでは、3つのメニューで導入移行の計画策定を支援します。
Point
Microsoft社のクラウド導入フレームワーク『CAF』の準拠パートナーとしてAzureのベストプラクティスのアセスメント提供が可能です。
PoC
PoCでは、移行/性能/運用の3つの観点で検証することでフィージビリティを確認します。
Point
OCI-Azure連携での検証や導入事例を踏まえてお客様の要望に沿った構成が実現可能か評価します。
導入・移行フェーズ
導入・移行ではコンサルティング工程で策定した構成に基づき、環境を定義し、導入・セットアップからOCI & Azureへの移行・システム切替えまでを支援します。
Point
TISの各サービス導入・移行テンプレートなど、ノウハウと実績豊富なTISならではの技術力で支援します。
運用・保守フェーズ
運用・保守ではTISが誇るクラウド運用のスペシャリストチームが高品質かつリーズナブルな運用体制を24時間365日の体制でご提供します。
Point
運用保守ではお客様のご要望に合わせてサービスを組むことが可能です。TISサポートを24時間365日提供可能であるため、AzureとOCIの問合せ窓口をTIS一つに統一できます。自社運用を選択される場合は手順書のご提供や育成など手厚くサポート致します。
TISが提供する価値
活用事例
- 課題&要望例
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- Oracle DBをオンプレサーバ上で稼働しているが、クラウド化の推進のため、Oracle DBの稼働環境に最適なOCIを活用したいと考えている。
- 既に運用・移行を進めているAzureとのマルチクラウド環境となるため、両クラウド間のインターコネクト接続機能を利用したい。
- マルチクラウド構成のフィージビリティを知りたい。評価結果を将来的なクラウド化推進のインプットとしたい。
- 提案例
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現行環境で稼働中のアプリケーションのパフォーマンス検証を実施するPoCをご提案。
【提案PoC概要】
本番業務を想定したアプリケーション実行シナリオをお客様と協議し、PoC計画立案を支援。以下観点を踏まえたマルチクラウド環境におけるアプリケーション性能の評価を実施。- 各シナリオの応答時間/処理時間の現新環境比較
- VMやOCI DBCSの性能分析
結果を今後のクラウド構成検討や移行プラン策定のインプットとし、PoCを踏まえた継続支援(ご提案)を実施します。
OCIとAzureのセキュリティを統合管理・監視する拡張メニュー
以下のようなお客様向けに、セキュリティ拡張メニューをご提案・ご提供していきます。
- セキュリティを重視している企業(Cloud利用に伴う重要性を認識)
- 横ぐしでのセキュリティ統合監視・Cloud運用の負荷が課題の企業
- グループ子会社を複数かかえ、それぞれでクラウド利用している
- Oracle DBを含むマルチクラウド/ハイブリッドクラウド運用をしている
- OCI&Azureマルチクラウド運用中または検討をしている
<マルチクラウド セキュリティ統合管理・監視のイメージ>
①Sentinel-OCIセキュリティ統合監視
Microsoft Sentinelを活用した、OCI&Azureのセキュリティ統合監視
・OCIコンソールでのすべての操作・監査ログをConnectorにてSentinelへ連携
・様々なDB PaaSの監査ログなども含め統合監視が可能
②Azure-OCI認証統合管理
Microsoft Entra IDへの、OCI Identityの認証統合
・ID/認証パスワードの一元管理
・各クラウド運用のグループポリシーの統一、一元管理
③ITリスクマネジメントプラットフォームによるマルチクラウドセキュリティ統合管理
ITリスクマネジメントプラットフォームによるシステム運用保守の一元可視化・効率化
・セキュリティ監視、システム監視等のアラート情報の一元管理・可視化
・障害管理や構成管理なども含め企業のシステム運用保守を統合管理
OCIとAzureマルチクラウド セキュリティ拡張メニューの3つの効果とメリットは以下の通りです。
- 不正侵入や不正利用を一元管理
- 運用負荷の軽減・効率化
- 監査ログの長期保管