地域ウォレットサービス/ID決済プラットフォーム
地域ウォレットサービスは地域全体の活性化や地域住民に向けた便利な生活アプリを展開します。
アプリを通じて地域住民や観光客などへ、QRコード決済、地域ポイント、クーポン、生活に便利なサービスを提供することができます。
また、医療費控除等の行政手続きのワンストップ化や、小売やサービス業と交通など複数分野の連携による便利なサービスの創出、
ビッグデータによる行政や事業者の施策立案など、これらを支援をするスマートシティサービス「ID決済プラットフォーム」により地域活性化につなげます。
地域ウォレット
〇特徴
1.地域独自のデジタル施策
地域ウォレットは「〇〇財布」として地域に寄り添ったデザインで、地域に必要なデジタルクーポンやデジタルチケット、ボランティアポイント、地域通貨などを導入することができます。
2.キャッシュレス化の促進
お店でのQRコード決済から地域通貨まで、地域ウォレットで便利にお支払いができます。
これ1つで街中の店舗から野外マーケット、コミュニティの支払いまで、幅広いシーンでのキャッシュレスを実現します。
3.くらしを便利に
地域ウォレットでは、電子レシートをはじめさまざまな暮らしのサービスが、次々と追加され、日々便利になっていきます。お支払いの履歴から、より便利、よりお得なサービスを利用できる仕組みも登場する予定です。
ID決済プラットフォーム
「ID決済プラットフォーム」は、スマートシティの実現を目指す地域や、キャッシュレスと活性化を実現したい地域のための、さまざまなサービスをつなぐキャッシュレスプラットフォームです。
地域住民が固有に持つ住民IDと決済事業者やサービス事業者のIDを関連付けて、住民IDの認証だけで店舗でのキャッシュレス支払いやサービスを利用可能にするプラットフォームです。住民IDでの決済を行うウォレット機能を持つスマートフォンアプリをはじめ、将来的には決済を必要とするあらゆるサービスと接続することで、各サービスでのID決済が可能となります。
決済データを地域で活用できる仕組みが備わっており、利用者本人が決済情報を活用してさまざまなサービスをより便利に利用できるほか、個人情報を除いた購買情報を分析し自治体や地域事業者へ還元することで、マーケティングや市民サービスの向上など、地域のための購買情報による二次活用が可能です。
<キャッシュレスプラットフォームの全体図>
~スーパーシティへの取り組み~
TISは当社は地方創生活動の拠点として、2019年6月に会津若松オフィスを開設し「キャッシュレス」「ロボティクス」「ヘルスケア」の3分野を中心に、スーパーシティの実現へ取り組んでいます。ID決済プラットフォームは、スマートシティ共通プラットフォームであるデータ連携基盤(都市OS)と接続でき、スマートシティにおける都市サービスを連携し、決済機能を一元的に利用できる、他分野がダイナミックに連携するスーパーシティを支える決済インフラを目指しています。