【サービス詳細】自律型人材育成アプリケーション「Practice」
自律型人材育成アプリケーション「Practice」の機能詳細
Practiceは、自律型人材育成に欠かせない「振り返り」を習慣化するためのアプリケーションです。
自己理解を促進させる「プラネットモデル」、経験からの学びを促進させるダブルループラーニング「AARモデル」に基づいた振り返りの手法とフレームワークを提供します。またチーム全体で振り返りを開示・共有していくことで、チームメンバーがもつ知見を、お互いの課題解決のヒントとしていくことが可能となり、よりよい結果や成果が得られるようになります。
①クエスチョンの表示
Practiceにログインすると、いくつかの問い、「クエスチョン」が表示されます。
自己理解を促進するための5つの視点「自己開示」「自己肯定」「ビジョン形成」「課題解決」「目標達成」の順にクエスチョンが表示されます。(Practiceクエスチョン)
順にクエスチョンに回答することで、自然体の自分(全体性:ホールネス)を確かめることができます。
チームで共通のビジョンとクエスチョンを常時表示させることが可能です。
ビジョン実現に向けて、チームにとって大事な問いを常時表示させ、機会があるごとに振り返りを実施し、チーム全体のビジョンへの理解や、ビジョン実現に向けた知見の共有を促進します。
ユーザーごとに、クエスチョンを設定・表示させることが可能です。
自分にとって大事な問いや、チームメンバーや上司からもらった問いを設定し、定期的に振り返ることが可能となります。

②振り返りの入力
クエスチョンを選択したら、振り返りを入力します。
振り返りの入力は、21世紀学び研究所が開発したリフレクションフレームワーク「認知の4点セット」に沿って実施します。
まずはクエスチョンに対する回答を「意見」欄に入力します。意見は、過去の経験や学んだことから形成されています。意見を形成した過去の体験を思い出し、「経験」欄に入力します。
経験は、感情とともに記憶されます。過去の体験のときに感じた感情を思い出し、選択肢から選びます。
感情の選択肢はプルチックの感情の環に沿って24種の感情を提供しています。
当時の感情を選択肢の組み合わせで表現してみてください。
感情は、自分が大切にしていること、価値観に触れることにより生じています。満たされるとポジティブな、損なわれたり脅かされたりするとネガティブな感情が現れます。また、想定外のことに対しては驚きといった感情が現れます。
感情の理由となった、大切にしていることを「価値観」欄にキーワードを入力します。
入力した振り返りに対して、他のユーザーにフィードバックを依頼する場合は「指名する」ボタンを押して、依頼するユーザーを選択します。
登録する振り返りの開示範囲を選択します。デフォルトは非開示、自分のみ参照可能となっております。
※開示範囲設定は2025年9月末にリリース予定

③AIフィードバックの実行
振り返りの入力が完了した際に、AIにフィードバックを依頼することが出来ます。
さまざまは人物像や目的から「専門家」を選択します。また、専門家からのフィードバックを画像で表現させます。画像の作風を選択してAIフィードバックを実行します。
AIフィードバックは、振り返り投稿後のメッセージ画面、またはリフレクション詳細画面右上の3点メニューから複数回実行可能です。
※ユーザーごとに月単位の実行可能上限数が設定されております。

④経験学習
振り返りを実施したい仕事や業務テーマを登録すると、経験学習のためのクエスチョンが表示されます。
業務テーマや仕事内容、振り返りたい内容にあわせてモードを選択します。
①AAR初級・・・簡単に経験を振り返るモード
②AAR中級・・・簡易的なダブルループラーニングモード
③AAR上級・・・ダブルループラーニングを実践するモード
人はうまくいくと思って行動を選択しています。行動を変え、結果を得るためには、この「うまくいく」と思っていた前提を確かめ、アップデートする必要があります。
Practiceの経験学習機能は、この前提を確かめ、経験からの学びを次の選択や行動をよりよいものとするための問いをセットで提供します。
※2025年9月末リリース予定

⑤インサイト検索
Practiceのユーザーが入力・開示した振り返りから、課題解決のヒントを見つけるための機能です。
自然文で相談ごとを書き込むと、AIが相談ごとからいくつかの課題を想定します。
想定した課題に関連する、Practiceに書き込まれた振り返りを検索、抽出します。
抽出された振り返りの内容を要約し、表示します。
振り返りが登録された際に、AIによって自動的に付加されたハッシュタグキーワードを表示します。
相談したユーザーは、要約とキーワードを頼りに、ヒントとなるリフレクションを見つけ、参照します。
もしヒントとなる振り返りを登録したユーザーと会話可能な状況でしたら、直接相談してみることをお勧めします。
※2025年9月末リリース予定です。

⑥フィードバックの入力
入力された振り返りに対して、フィードバックコメントを入力し、送付することが可能です。
振り返りの詳細内容を確認しながら、フィードバックコメントと、コメントに込めた想いを表現するスタンプを選択して登録します。
スタンプは「了解です」「応援します」「賛成」「尊敬」「共感する」「深堀提案」「詳細希望」「別の視点」「参考になった」「ありがとうございます」「ステキです」「面白い」の10種です。

⑦活動
Practiceの利用状況を確認する機能です。
振り返りの入力件数や文字数、フィードバックの件数などを確認できます。
振り返りに登録された感情をグラフで確認することが可能です。
感情棒グラフで表現された特定の感情を選択すると、その感情が含まれた振り返りを検索し、一覧表示します。その感情が生じた経験や考え方を確認することが可能です。

⑧価値観ギャラリー
Practiceに登録された「価値観」を一覧で参照できる機能です。
チームメンバーの多様性を確認することが出来ます。
気になる価値観を選択すると、その価値観が関連する振り返りの詳細内容を確認することが出来ます。

⑨ストック
インサイト検索機能などで見つけた、参考になる振り返りをまとめておくことが出来る機能です。
振り返り詳細画面の「ストック」をクリックすると、ストック一覧画面に追加されます。
※2025年9月末リリース予定

⑩管理者機能
ユーザー管理者にて、Practiceの各種設定や編集が可能です。
①基本設定
環境名、メール通知時間
②グループ・チーム、チームビジョン・ユーザーの編集
③クエスチョンの編集、チームクエスチョンの設定
④管理者の編集
⑤データ出力
