ランサムウェア耐性検査サービス
ランサムウェア耐性検査サービス 概要
ランサムウェア攻撃は、企業のシステムやデータを暗号化し、復旧のために身代金を要求するサイバー攻撃であり、国内外で被害が急増しています。
本サービスは、ランサムウェア攻撃に対する企業の耐性状況を、ホワイトハッカーによる実践的な攻撃シミュレーション(ペネトレーションテスト)と専門員のヒアリングを通じて多角的に評価します。
こんな課題をお持ちではありませんか?
- ランサムウェア被害が急増する中、自社も標的になるのではと不安を感じている。
- 現在のセキュリティ対策がランサムウェアにどこまで有効なのか、客観的に分からない。
- 経営層や関係者に、セキュリティ対策の必要性や現状を分かりやすく説明したい。
ランサムウェア耐性検査サービス採用のメリット
TISのランサムウェア耐性検査サービスでは、以下の特徴があります。
①自社のランサムウェアリスクと現状対策の実効性を客観的に把握できる
ランサムウェア耐性検査では、専門家が複数の観点からお客様のセキュリティ対策状況を総合的に評価します。
Offensive Security社の資格(OSCP等)といったペネトレーションテスト関連資格を保有しているペネトレーションテストチームを中心とした体制で構成し、実際の攻撃手法を模した侵入検査の実施や、運用体制のヒアリングを通じて、技術面・組織面の両方からリスクを洗い出します。
なお、当社のペネトレーションテストサービスの詳細については、こちらをご覧ください。
検査結果は、対策が有効に機能している部分と、改善が必要な弱点や運用上の課題が明確に可視化されるため、日頃の対策がどこまで実際の攻撃に耐えうるのかを客観的に把握できます。
また、リスク評価の結果は、経営判断や今後のセキュリティ投資の優先順位付け、事業継続計画(BCP)の見直しなどにも活用でき、企業全体のセキュリティレベルの底上げや、レジリエンス強化に直結します。
②経営層・関係者への説明責任を果たし、社内外の信頼性を高められる
検査結果は経営層向けのサマリ資料と技術部門向けの詳細な報告書をご用意しています。
経営層には非技術者にも分かりやすい要点をコンパクトに伝え、技術部門には具体的な検査結果やリスクの根拠、対応策を詳しく提供します。
これにより、社内の意思決定や予算確保が円滑になるだけでなく、取引先や顧客への説明資料としても活用でき、社外からの信頼性向上にもつながります。
③具体的な改善策の提案により、実効性の高い対策を推進できる
検査で明らかになったリスクや課題に対しては、現実的で効果的な改善策を優先度とあわせてご提案します。
技術的な対策だけでなく、運用体制や従業員教育など組織面にも配慮した内容となっており、実施にかかるコストや期間、注意点も明確にします。
これにより、限られたリソースの中でも段階的かつ計画的なセキュリティ強化が可能です。また、ご要望に応じて、改善策の導入支援や再評価による効果測定など、継続的なセキュリティレベル向上にも対応します。
サービスフロー
ランサムウェア耐性検査サービスの大きな流れは以下の通りになります。
対象システムへの実査から報告までワンストップでご提供いたします。
①技術的セキュリティ評価
外部公開システムを起点とした侵入や、AD環境の侵入、セキュリティ対策状況の調査など様々な項目の検査を実施することで、システムのランサムウェア耐性状況を評価します。
②組織的セキュリティ評価
標的型メール訓練の実施や、インシデントへの対策状況のヒアリングなど様々な項目の検査を実施することで、組織のランサムウェア耐性状況を評価します。
③報告
経営層向けのサマリ資料と技術部門向けの詳細な報告書にて、ランサムウェアにおける耐性状況、検知した重大リスク、対策方法などを詳細にお伝えいたします。
ランサムウェア耐性検査結果のサンプル報告書をご希望の方はお問い合わせください。
