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「XR Campus - イベント」でバーチャルと現実のハイブリッドイベントを開催しました その2

お台場ヴィーナスフォートで「XR Campus - イベント」の実証実験を行いました

こんにちは。インキュベーションセンターXRチームの神﨑です。
2022年3月12日と13日に、オンラインイベント「お台場バーチャルフェスティバル- VenusFort最後のイルミネーションと春のシンボルプロムナード公園を360度配信!-」が開催されました。

本イベントは、TISが開発したXRサービス「XR Campus - イベント」を利用した実証実験です。昨年2度実施したのに続き、今回が3度目の実施となります。
また、TISは昨年10月に東京都およびDigital Innovation City協議会が募集した「臨海副都心でイベント等に活用する先端技術の実証実験企画」の実施者に選定されており、本イベントはその実証実験企画にもなっています。

この記事では、実証実験で使用したサービスのうち「XR Campus - イベント」について掘り下げて、どのような体験を提供することが出来たかを主に紹介します。
体験内容については動画も公開しています。
動画ではアプリケーションの操作方法も説明しています。

他のサービスも含めた実証実験の概要は既報のプレスリリースをご覧ください。

お台場バーチャルフェスティバルについて

臨海副都心地区での実証実験の実施者に選定され、東京都およびDigital Innovation City協議会と企画内容に関する会議を複数回行いました。
会議の中で、2022年3月27日を以て23年の歴史に幕を下ろす、東京都江東区のお台場ヴィーナスフォートと協力して、現地に行けない人にも雰囲気を伝えたり、来訪意欲を増進させたりできないかと考えて検討を重ねました。
その結果、ヴィーナスフォートとその近くに位置するシンボルプロムナード公園を舞台にした今回のイベントの開催が決定しました。

開催の決定後、TISメンバーも現地視察やリハーサルなどで、イベント当日までに複数回ヴィーナスフォートを訪れました。
美しいイルミネーションや風景に目を奪われ、訪れるたびにヴィーナスフォートへの愛着が湧いてくると同時に、この素晴らしい風景を、閉館までに少しでも多くの方に見てもらいたいという思いも強くなっていきました。

その思いを形にするため、本イベントでどんな体験を実現したのかについて次に説明していきます。

「XR Campus - イベント」で実現した体験

「XR Campus - イベント」では、360度カメラで撮影した現地会場の様子をバーチャル空間に再現し、リモートから現地の景色や雰囲気をオンライン体験出来るようにしました。

参加者は、あらかじめ任意のデバイスにインストールしておいた「XR Campus - イベント」アプリを起動し、イベントIDを入力します。
個人情報の登録等は不要で、イベント会場へ入ると下の画像のような会場マップが表示されます。

マップ上の各球体がブースのアイコンです。アイコンが赤枠で囲われているブースではリアルタイム配信を行いました。
好きなブースのアイコンをタップすると、バーチャル空間に移動できます。噴水広場の空間へ入った際の様子を見てみましょう。

画面中央に映っているアバターが参加者自身のアバターです。こちらのアバターを操作して、空間内を自由に回遊したり、視点を変更したりできます。
リアクション機能やボイスチャット機能を使えば、他の参加者とコミュニケーションを取ることも可能です。
イベント開催時、噴水広場では閉館に合わせて雪が降る演出の特別な噴水ショーが行われていて、当日は事前に撮影したショーの様子を配信しました。
 さらに、ヴィーナスフォートの方から教えていただいた、ヴィーナスフォートにまつわる豆知識が書かれたパネルも各空間に設置しました。

メインエントランスの様子
シンボルプロムナード公園の様子

また、1999年のヴィーナスフォートオープンから営業している人気の蜂蜜専門店「ラ・メゾン・ド・ミエール・ナミキ」に今回のイベントへ出店していただき、限定のギフトセットの販売やお店の方によるトークイベント、アプリのコミュニケーション機能を使ったオンラインでの接客などを行いました。
下の画像はトークイベント実施時の空間内の様子です。画面奥に参加者のアバターがたくさん集まっています。

トークイベントでは、蜂蜜にまつわる話やヴィーナスフォートでの思い出などを、TIS社員からのインタビュー形式でお店の方に30分ほど話していただきました。
お店や店主の魅力が伝わったのか、トークイベントの開催後は売上の増加がみられました。

下の画像は物販時の商品一覧です。

好きな商品を選んでカートに入れることができ、その後注文完了まで「XR Campus - イベント」内で行うことができます。
支払い手続きにはTISのSaaSであるXR Payを使用しています。(決済サービスXR Payへの事前ログインが必要です)

当日の様子

当日は、TISメンバーは機材設営や最終確認のため、イベント開始時刻より2時間ほど早い午前9時にヴィーナスフォートへ集まりました。
下の画像は屋外のブース「パレットプラザ」での準備風景です。

ヴィーナスフォートの景観を壊してはならないため、機材が目立たないようにあらかじめ赤い布などをつかった工作をしておき、設営を行いました。
ちなみに、奥の方にたくさんの人が見えると思いますが、これは3月13日(日)の昼頃に行われたフラッシュモブの練習風景です。
パレットプラザはリアルタイム配信をしていたため、フラッシュモブの様子も配信することができました。

たまたま見ることができた人はラッキーと言える、とてもレアで楽しい見どころとなった一方で、設営はつられて踊り出さないように集中力が求められる、非常にタフな仕事となりました。
 
配信開始後は、TISメンバーはシステム監視のためバーチャル空間内に滞在していました。
中には、コミュニケーション機能を使って見知らぬ参加者同士で会話している場面もみられました。

参加者全体で見ると、コミュニケーション機能を利用した人は多くはありませんでしたが、グループ機能やチャット機能などが整備されれば積極的に使っていきたいという人は多数いました。
今後「XR Campus - イベント」を使ったコミュニケーションがより活発になることを目指し、これらの機能を現在鋭意開発中です。

参加者の声

今回のイベントの参加者の方にアンケートをとったところ、回答者の94.7%から「総合的に満足」との回答を頂きました。
さらに、97.1%が「現地に行きたくなった」と回答したほか、回答者全員から「現地にいるような雰囲気、臨場感を体験できた」との回答を頂いており、来訪意欲の増進や現地にいるような体験といった部分でも大きな成果をあげることができました。

参加者からは以下の声を頂きました。

  • 参加が簡単であり、スムーズに動けた。
  • 犬の鳴き声や館内の音楽が聞こえ、臨場感がある。
  • 購入できる商品やコミュニケーションがとれるイベントがもっと増えるといい。

関係者の声

イベント終了後、ヴィーナスフォートと出店者(ラ・メゾン・ド・ミエール・ナミキ)の方にお話を伺い、以下の声を頂きました。

ヴィーナスフォート

  • 既存のこの手のサービスは、使い方が難しいものが多い印象だが、サービスのアプローチがシンプルで、職場の周りの人にも口頭で勧めることができた。
  • 閉館前でなく余裕のある時期であれば、現地で開催されているイベントを取り上げつつプロモーションを大々的に行うなどして、よりイベント自体に肉付けできる要素があると感じた。

出店者(ラ・メゾン・ド・ミエール・ナミキ)

  • コミュニケーション機能については、操作がわかりやすく、店頭にお客さんがきているのと変わらない応対で、実際に現地にいるような会話ができた。
  • 360度のバーチャル空間で全体が見られるのはとてもよいと感じた。既存のメディアだとある一面の切り取りになるため、その印象によって商品やお店の良し悪しが左右されるが、リアルタイムでお客さんが観察でき、人となりを知ってもらえる。
    臨場感があってとてもよかった。

詳しく知りたい方へ

「XR Campus - イベント」でハイブリッドイベントを開催してみたい方、「こんなことは出来るのだろうか?」等、関心を持っていただけましたら、ぜひ資料請求またはお問い合わせください。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

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更新日時:2023年1月6日 14時25分