Azure OpenAI Service 活用支援サービス
- TISがAzure OpenAI Service の活用をサポートいたします。
- Azure OpenAI Service 活用支援サービスは、大規模言語モデル・生成AIをセキュアに利用できる環境の構築と、Azure OpenAI Service が提供するAIモデルを活用した業務を支援します。
こんな課題をお持ちではありませんか?
- 生成AIの導入を検討しているが、何から始めたらいいかわからない
- 企業内の情報を含んだ大規模言語モデル・生成AIの活用をしたいがセキュリティ面が不安
- 現在の業務にどのように実装して活用していけば良いかわからない
- 生成AIの活用で実際どれくらい業務効率が向上するのかわからない
Azure OpenAI Service とは?
Azure OpenAI Service とは、マイクロソフト社が多様なクラウドサービスを提供する「Microsoft Azure」において、オープンソースの人工知能(AI)が利用できるサービスです。
クラウドベースのサービス
Azureのサブスクリプション内にデプロイされ、マイクロソフトのマネージドサービスとして利用可能なサービスです。そのため、専用インフラを購入する必要がありません。また、99.83%の高い可用性を保証しております。
よりセキュアな環境で利用可能
Open AIと同じモデルを用いながらAzureAD等のAzureの高いセキュリティ能力を得ることができます。Azureの機能である仮想ネットワークを利用して外部ネットワークからの利用を制限することも可能です。
Azureのサポートサービスが利用可能
Microsoft社の専門サポートチームのサポートサービスを利用することができます。サポートプランは他のAzureサポートサービスと同じく、選択いただくことが可能です。また、日本語でのサポートも可能です。
TISが選ばれる理由
自社活用から得たノウハウと「データサイエンス」×「IT」での実績
TISでは、自社のアウトソーシング業務にもChatGPTを活用し、業務効率化を図る取り組みを行ってきました。また、既に特定の業界向けには、治験データの統計解析や機械学習/自然言語処理を用いたサービスを提供しており、データサイエンス領域とIT領域の両方において多くの実績を持っています。
Microsoftビジネスへの取り組み
TISは、Microsoft Cloudに関する幅広い能力を証明するSolutions Parnter(Infrastructure、Data & AI、Digital & App)の認定を受け、「Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャ」の賛同パートナーに参画しています。
Microsoft関連の有資格者育成や、セキュリティサービスを検討するMicrosoft Digital Trust Security Allianceへの参加など、様々な領域でお客様のMicrosoftサービスの活用を推進するための取り組みを行っており、豊富なノウハウを活用した支援が可能です。
TISのAzure OpenAI Service 活用支援サービス
大規模言語モデル・生成AIをセキュアに利用できる環境の構築と、Azure OpenAI Service が提供するAIモデルを活用した業務を支援するサービスです。具体的には下記二つのメニューを用意し、お客様の大規模言語モデル・生成AI活用を支援します。
Azure OpenAI Service セキュア基盤構築支援
Azure OpenAI Service の活用を検討されているお客様に向けて、企業での利用に必要な安全策を確保した環境を構築します。
スタートアップサービス
Azureのネイティブ機能を使い、Azureテナント内にデータを閉じた形で、大規模言語モデル・生成AIを利活用できる基盤構築を支援します。
閉域網にすることで企業における情報・ノウハウの流出リスクを抑えることができます。また、Open AI Studioを使うことでインターフェース開発の手間を最小化し、早期立ち上げのためのPoC環境を提供します。
API基盤構築サービス
Azure OpenAIは大規模言語モデル・生成AIを動かす機能しか持たないため、死活監視やログ収集など、機微情報の流出を防ぐための機能を追加で実装する必要があります。企業での利用に最低限必要な安全策を確保して環境構築を行い、API連携のタイミングで必要なセキュリティ・ガバナンスを実装した状態の基盤を作成し提供いたします。 また、オプションとして、脆弱性診断やセキュリティコンサルティングサービスを提供することも可能です。Azure OpenAI Service の安全な利用を可能とするためのセキュリティ対策上の戦略検討において、使用方法に関する組織のガイドラインやポリシーの確立、アクセス制御(多要素認証などの強固な認証方法)、通信経路制限(経路の暗号化)等の対策の整理、監視・監査方針の整理を支援します。
大規模言語モデル・生成AI活用業務支援
大規模言語モデル・生成AIを業務で活用するための効果検証を行うPoCの実施を支援します。さらに、生成AIを活用したDXサービスの企画・開発・提供も支援します。
PoCサービス
お客様が抱える業務課題(作業の効率化、属人化の改善、コスト削減等)に対して大規模言語モデル・生成AIがどのような効果をもたらすことができるかPoCを行います。課題に対するアプローチやその他の機械学習の活用も含めて課題を整理し、実証実験の実施、AIの精度評価指標の策定をサポートいたします。製薬・ヘルスケア業界向けの例としては大規模言語モデルを用いた医学・生命科学分野論文の分類モデル構築とその評価を実施しております。
DXサービスの企画・開発・提供
大規模言語モデル・生成AIを含めた業務変革を支援し、お客様の課題の分析からビジネス要件の定義、システム開発、保守運用まで提供いたします。製薬・ヘルスケア業界向けには、治験業務文書の自動作成に活かすためのプロセス検討、PoC計画の策定から結果評価のご支援を行っています。
価格
Azure OpenAI Service 活用支援サービスの各メニューの価格は下記になります。
Azure OpenAI Service セキュア基盤構築支援 |
|
---|---|
スタートアップサービス | 200万円~ |
API基盤構築サービス | 個別見積り |
大規模言語モデル・生成AI活用業務支援 |
|
---|---|
PoCサービス | 500万円~1,000万円(PoCのみ) 700万円~1,200万円(基盤構築+PoC) |
DXサービスの企画・開発・提供 | 個別見積り |
※個別見積りについてはお問い合わせください。
ユースケース
①日常業務への活用
社内に蓄積されたデータの利活用をはじめ、社内外への提案資料・報告資料の検討・作成に活用ができます。また、AIを使用して異なる言語の文章やメッセージを自動的に翻訳することができるため、従来時間を割いていた翻訳にかける時間が少なくなり、ビジネスのスピードと品質向上が期待されます。
②カスタマーサポートへの活用
社内外の問い合わせに対し、適切な回答案を生成、標準的な質問内容へは自動応答するなど、問い合わせ窓口要員の負荷の軽減や品質の標準化、対応速度に貢献します。
チャットボットを導入するなど、導入後の活用の幅が今後広がっていくことが期待されます。
③意思決定・リスク評価への活用
AI技術により企業内に蓄積された情報資産をカテゴリ分けし、必要な情報を分析することにより、商品販売、マーケティング、および製品改良のための価値を引き出すことが可能になります。また、市場の動向や金融業界の動向といった情報を活用し企業のリスク分析などの活用が期待されます。
④他システムとの連携のよる活用
Azure OpenAI Service と業務システムをAPI連携し、必要なデータを抽出できるように実装した上で、データの問い合わせ機能にチャットボット(例:Dialog Play®)を活用することで対話形式で情報を取得することが可能になります。他にも、他システム連携により事業拡張などお客様のDX推進の可能性が広がります。