【詳細情報】ヘルスケアパスポート
ヘルスケアパスポートは、医療従事者と生活者、自治体を、健康・医療情報でつなぐ双方向型の地域医療連携サービスです。
ユーザー別機能概要と利用方法
様々な場面でのヘルスケアパスポート利活用方法をご紹介します。
医療従事者/自治体向け
医療従事者/自治体向け利用方法
病院
患者の生活に寄り添った診察
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診療所
電子化されていない医療機関でも情報連携
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調剤薬局
検査結果を活用した服薬指導
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自治体
市民の健康づくりの促進と意識の醸成
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医療従事者/自治体向け機能概要
- 患者基本情報表示(アレルギー、既往歴情報など)
- 医療機関の診察、処方など各種情報共有、時系列表示
- 温度板による患者入力バイタル情報表示
- 患者・家族へのメッセージ発信(お知らせ・コメント機能)
生活者向け
生活者向け利用方法
検査や服薬などの情報を継続的に見ることによる健康づくりへの気づき
<利用可能端末>スマホアプリ(iPhone/Android、KIOSK端末)
生活者向け機能概要
- 情報開示の同意・施設開示先のコントロール
- 検査結果、処方情報の自動取得、生活メモのタイムライン表示
- バイタル情報の入力(アップルヘルスケア自動連携)
- 患者・家族とのメッセージ受信
- スマホ非保持者でも、医療機関にあるKIOSK端末に登録することにより医療情報の連携が可能
病院 患者の生活に寄り添った診察
医療機関が保有する医療情報が患者に自動で連携され、患者の日々のバイタル記録が医療機関に自動で連携される、PHR基盤としての役割を担います。医療機関は、患者の日々のバイタルデータの推移を診察時以外のタイミングでも確認できるため、患者の日常と連携した診察を可能にします。
また、患者本人は、これまで自身で閲覧することのできなかった医療情報を、スマートフォンで確認することができます。
医療従事者と患者が一緒になって健康を実現します
施設単体からのスモールスタートが可能です
診療所 電子化されていない医療機関でも情報連携
ヘルスケアパスポートを利用することで、検査結果などの医療情報を患者や地域の医療施設へ共有することができます。
診療所では、患者が利用する他の医療施設の情報を診察に役立てることもできます。
地域医療参加のハードルを下げ、質の高い医療提供に貢献します
診療所での検査結果を地域で共有できます
病院/診療所向けの画面
病院/診療所向けの画面では、患者の情報が「生活者基本情報」から「ペイシェントジャーニー」、「診察・処方内容、検査結果」の順番で画面遷移します。
医療従事者は、そちらの情報をweb上で閲覧できます。表示される情報には、生活者が登録した問診メモや、バイタルなどの情報も含まれます。
- 生活者の基本情報や、他の医療機関の医療情報を集約して見ることができます。
- 他の医療機関の診察・処方検査結果や、検査値はグラフを並べて見比べることができます。
- 生活者が入力した値は自動的に温度板に反映されます。
こちらのリーフレットでは千葉大学病院で活用される「ヘルスケアパスポート」の
\安心安全で拡張性と継続性の高い地域医療連携システムについてご紹介しています。/
調剤薬局 検査結果を活用した服薬指導
病院や診療所で受けた検査結果が確認でき、処方内容の適正さを判断する際の手助けになります。
また、既往歴やアレルギー有無などの情報も確認できるため、患者個人の特性を考慮した適切な服薬指導につながります。
臨床検査値を確認しながらの質の高い服薬指導を支援します
調剤薬局では①ヘルスケアパスポートや②電子お薬手帳により情報を連携します
調剤薬局向けの画面
ヘルスケアパスポートを通じて検査結果を確認いただく場合(上図①)
検査結果の確認画面には、SS-MIX2のデータが自動連携されます。これにより、服薬指導時に効率的に患者理解が行えるようになります。
「ヘルスケアパスポート」を利用する医療従事者及び生活者とその家族の利用イメージやメリットなど
\安心安全で拡張性と継続性の高い地域医療連携システムについてご紹介しています。/
自治体 市民の健康づくりの促進と意識の醸成
地域住民の平時・緊急時に、安心な生活の基盤として活用できます。
また、地域住民の健康情報をベースに、最適なサービスを提案できる仕組みをヘルスケアパスポートを中心に構築できます。
健康・医療情報の活用で地域住民の健康をサポートします
ヘルスケアパスポートを活用して多様なサービスと連携します
自治体向け データを共有することのメリット
二重検査・二重投薬等の排除や、慢性疾患患者の減少により、医療費の削減が可能になります。
市民の健康状態を直接把握でき、コンタクトもできるため、市民への高角度な勧奨が可能になります。
各種健康プログラムと健康情報を紐づけることによって、より効果的な市民の健康管理が可能になります。
救急時に市民の既往症、健康状態、投薬情報などが把握でき、円滑な対応が可能になります。(パニックオープン)
医療機関がクローズした状態でも市民の病状が把握でき、医師による適切な診断が可能になります。
こちらのリーフレットではささやま医療センターで活用される「ヘルスケアパスポート」の
\安心安全で拡張性と継続性の高い地域医療連携システムの活用事例をご紹介しています。/
生活者 検査や服薬などの情報を継続的に見ることによる健康づくりへの気づき
生活者は、日々取得するバイタルや、生活習慣などをメモにして情報登録できます。登録した自身の情報は、ヘルスケアパスポートを通じて、医療機関において適切に伝えて理解してもらえます。
また、医療機関などから連携される検査結果や処方情報をスマートフォンで確認できます。これらにより、生活者自身の健康に対する意識の向上と行動変容が期待できます。
スマートフォンをお持ちでない場合でも、病院などに設置されている KIOSK端末でヘルスケアパスポートを利用することができます。
生活者向けの機能
医療従事者との有益なコミュニケーションの実現
バイタル記録を継続的に蓄積する機能が組み込まれているスマートフォンやスマートウォッチを使用している場合には、バイタルが自動的に取り込まれます。患者が継続的に健康情報を蓄積することで、医療従事者は貴重な情報として活用できます。
バイタル記録の患者負担軽減と継続的な蓄積
生活者の気づきと行動変容の促進
記録されたバイタルをわかりやすく表示する機能が組み込まれています。
過去から現在に至る情報がグラフで表示されるため、トレンドが俯瞰でき行動変容を促す効果が期待できます。
記録されたバイタルデータの見える化
「ヘルスケアパスポート」を利用する医療従事者及び生活者とその家族の利用イメージやメリットなど
\安心安全で拡張性と継続性の高い地域医療連携システムについてご紹介しています。/
健康づくりのための健康・医療情報連携の仕組み
ヘルスケアパスポートにより実現されること
- 「医療機関同士」や「医療従事者と患者/ご家族」が双方向で健康・医療情報が連携され「患者へのデータ還元」と「地域医療連携」の仕組みを提供し、医療従事者と患者が一緒になって健康を実現します。
- さまざまなヘルスケア情報を統合し、患者のオプトインをベースに関連プレイヤでオープンに共有することで、新たなサービスを創造し、患者の健康増進を実現します。
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