人的資本経営実践サービス
- 人的資本開示だけでは終わらせない!
従業員の持続的な成長を支える経営をサポート - 人的資本経営の実践を検討中の企業様向けに、TISインテックグループの人的資本経営の取り組みから得たナレッジを元に人的資本経営のマネジメントサイクルをサポートいたします。
こんなお悩みありませんか?
- 「人材版伊藤レポート2.0」に記載の「経営戦略と人材戦略の連動」を実現するために何から着手すべきかの具体的なガイドが欲しい。
- 人材戦略や人材計画が具体性に欠けており、感覚的な判断で採用・配置・育成を行っているため、最適な人材マネジメントが実践できていないと感じている。従業員のスキルを可視化することで人材の最適な配置・育成・採用を行いたい。
- 従業員ひとりひとりが自律したキャリアプランを描けるようになって欲しい。
- 人材マネジメントに関わる意思決定を迅速かつ適切に行いたいが、意思決定に必要なデータが様々なシステムや文書に散在しているため、理想とするマネジメントサイクルが実践できていない。
- 従業員への投資に対する効果を定量的に測定できるIT基盤が必要と感じている。
- スキルの可視化と利活用は人的資本経営の実践に不可欠
- TISは「人的資本経営実践サービス」が提供するサービスメニューを組み合わせ、Skill-based HCMの実践方法でスキルを基軸にした人的資本経営を実現します。
背景
2022年5月に経済産業省より「人材版伊藤レポート2.0」が公表され、また、2022年8月には内閣官房より「人的資本可視化指針」が公表され、上場企業は2023年3月期以降の有価証券報告書上での人的資本情報の開示が義務化されました。
そのような情勢の中、TISでは長らく経営管理の高度化を支えてきたこともあり、お客様から「人的資本経営と言っても何から取り組めばよいかわからない」「人的資本について何をどのように開示していくべきかわからない」というご相談をいただいています。
TISは企業の価値創造の源泉のひとつである人的資本に対し、自社で人的資本情報の利活用の取り組みを行ってきたことから、このノウハウを社会に還元し、日本の人的資本経営の浸透・定着を支えられないかと考え、経営管理のプロとしてのITソリューション構築を中心としたサービスを提供しています。
TISが提唱する人的資本経営の実践による企業の価値向上サイクル
人的資本経営実践サービスとは
人的資本経営実践サービスは、TISインテックグループ自身が実践している人的資本経営の取り組みからナレッジ・ノウハウを吸収し、お客様の企業価値の向上をサポートするために人材戦略策定などの経営コンサルティングからHRテクノロジーを用いたデータドリブンな意思決定基盤の構築、従業員と組織の持続的な成長を支えるトレーニングなど、人的資本経営のマネジメントサイクルをサポートいたします。
TISが描く人的資本経営の全体像
人的資本経営実践サービスのサービス体系
人的資本経営の実践にあたり企業の取組課題に応じたロードマップを策定し、提供サービスをカスタマイズして提案します。
コンサルティングサービス
経営戦略と連動した人材戦略を実行するにあたっての課題を定義し、各層のミッションに応じた効果的な戦術・人事施策の策定とIT基盤構築のロードマップを提案します。
- 人的資本データ活用度クイックアセスメント
- Skill-based HCM
- データマネジメントコンサルティング
ITソリューションサービス
人材情報・財務情報・その他の経営情報を組み合わせ、経営層から従業員までが利活用することでデータドリブンな人的資本経営を実現するIT基盤を構築します。
- 経営情報利活用プラットフォーム構築
- タレントマネジメントシステム導入
グローアップ推進サービス
従業員ひとりひとりの価値を最大限に引き出し、持続的な成長を支える伴走型の施策を提供します。
- キャリア形成支援
- DX人材育成
Skill-based HCMとは
TISはスキルを「従業員がパフォーマンスを最大化するための最も重要な要素」と定義しています。
Skill-based HCMは、TISが提唱する「スキルを基軸とした人的資本経営の実践手法」です。
「人的資本経営実践サービス」が提供するサービスを組み合わせ、スキルの定義と可視化によって人材ポートフォリオマネジメントを実践するコンサルティングから、スキルデータベースを提供するITソリューションサービス、更にはスキルの可視化によって配置・育成・採用等の人事施策の効果向上を支援するグローアップサービスをワンストップで提供します。
スキルを基軸とする意義
TISが描く従業員パフォーマンス最大化のモデル
Skill-based HCMの全体観
経営層やマネジメント層はスキルとロール(役割)をもとに事業戦略に応じた人材ポートフォリオを作成し、従業員はスキルとロールをもとにキャリアポートフォリオを作成します。
人材ポートフォリオとキャリアポートフォリオのギャップを可視化・定量化し、そのギャップをマネジメント層と従業員の対話を通じて、従業員のパフォーマンス最大化が期待できる育成計画や配置計画等の実行計画に具体化していきます。
Skill-based HCMの実践効果
従業員ひとりひとりのパフォーマンスを最大化することでワークエンゲージメントが向上し、企業の持続的な成長が実現
- 企業の持続的成長に必要な人材戦略(人材ポートフォリオ)の根幹を形成
- 人材戦略のGAP(AsIs⇔ToBe)が明らかになり、採用・配置・投資・育成・リスキリングの様々な意思決定を促進
- 人的資本経営のマネジメントサイクルの実現(PDCA:KPIの定義とモニタリング)
- 従業員の自律的なキャリアの形成を促進
- 個々の専門性が高まることでコグニティブダイバーシティが浸透 ~ イノベーションの創出へ
- 十分に活用できていなかったタレントマネジメントシステムの利用効果アップ
- 人的資本開示の独自性項目のストーリーを構築
Skill-based HCMのアプローチ
まずはスキルの定義(可視化)からスタートし、お客様の現在の状態や理想とする姿に応じて、様々なコンサルティングアプローチをご提案します。
論点 | アプローチ |
---|---|
スキル定義の主体 | トップダウンアプローチ(人事部や経営層) or ボトムアップアプローチ(現場部門) |
検討対象範囲 | スモールスタート(特定) or ビッグバンスタート(一斉) |
スキル体系 | 既存スキルスタンダードの利用 or 独自のスキル体系を定義 |
スキルデータの管理 | Excel or タレントマネジメントシステム |
TISの強み
TIS自社の取り組みで培った実践方法論
TISが自社で実践する人的資経営の実現に向けた取り組みやノウハウを取り込みながらスキルを基軸とするデータドリブン経営で、従業員のキャリア自律とパフォーマンスを最大化いたします。
「現代版プロティアン・キャリア理論」を活用
キャリア戦略の立て方とその実践手法を織り込んだ、最先端のキャリア理論を活用し、組織と個人のより良き関係の創出と個人の主体的な自己変革型キャリア開発を実現します。
※現代版プロティアン・キャリア理論:1976年に米国のダグラス・Tホール教授によって提唱された理論を、法政大学キャリアデザイン学部 田中研之輔教授が現代に合わせて深化させたもの。ダグラス・Tホール教授の「プロティアン・キャリア」に「LIFE SHIFT(ライフシフト)」の枠組みを接合させ、キャリア戦略の立て方とその実践手法を織り込んだ、最先端のキャリア理論を指す。
一般社団法人プロティアン・キャリア協会
https://protean-career.or.jp/
コラム
TISの3名の人的資本経営のエキスパートによるコラムをまとめました。個人情報登録不要で全編お読みいただけます。
ACTIONARISE(アクショナライズ)シリーズとは
TISの「ACTIONARISE」は、データで企業の成長と競争力の強化を実現する経営管理サービス群です。
経営に必要なデータの生成から適切な収集・整理、データに基づく経営判断とアクションの定着まで、スピーディかつ確実なデータドリブン経営への変革をご支援します。