OutSystems導入支援サービス
OutSystemsとは
コーディングなしで、カスタムアプリケーションを素早く作成して動かすことができる「ローコード開発基盤」といわれる製品群のリーダーポジションにある製品です。グローバルで52か国、22業種に展開。開発者コミュニティは30万人超の規模に成長、国内でも数多くの企業で採用が進んでいます。
ローコード開発とは
ソフトウェア開発を高速化するために最小限のソースコードで開発する手法です。
ローコード開発基盤は、コードを書かずにプログラミング可能なGUI開発、ワンステップのデプロイメント、アプリケーション保守運用管理をサポートする統合開発基盤であり、ユーザーインターフェース(UI)やビジネスロジック、データサービス開発まで幅広くサポートしています。
ローコード開発の必要性
背景:SoEへの投資が活性化
IT投資は基幹システム(SoR)だけでなく、 ビジネス/オペレーションモデル変革に関連性の強い業務や顧客の接点を担うシステム(SoE)への投資が活性化 しています。
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SoR(System or Record) | SoE(System of Engagment) |
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定義 | 記録のためのシステム | 顧客や従業員の接点を担うシステム |
狙い | 環境変化に応じたダイナミックな経営資源の最適配分の実現 | ビジネス/オペレーションのモデル変革 |
対象 | 受注~出荷、経理プロセス中心 例)基幹システム |
対象範囲は広範
例)顧客/調達ポータル、デジマ、稼働/動態管理、現場倉庫管理、品質管理、保全管理、設計開発管理 等 |
特性 | 精度と完全性 ⇒厳格なアプリケーションとデータの運用 |
俊敏性、柔軟性、高ユーザビリティ
⇒スピード開発、高頻度改善、トレーニング不要な使い勝手 |
SoEにおける課題
SoEでは多くの企業でサイロ化したシステムやPoC/試運転どまりのシステムが生み出されるなどの失敗例が散見されます。このような失敗を回避するため、SoE投資成功に向けた課題に包括的にアプローチできるSoEプラットフォームの整備が重要です。
こんな課題を解決します
- SoRで培った技術や資産や常識を適用してしまうことで使い勝手悪く定着させられない。
- 早く立ち上げ高頻度に改善を図っていきたいがスピード、コストがネックになる。
- 各システム毎に独自のIT基盤上で構築されているため、データが分散。
- 各システムのデータ形式、コード体系がバラバラとなっており、データの統一化が困難。
- 各システム毎に独自のIT基盤上で開発・運用しているため、運用保守コストが高止まり。
課題に包括的にアプローチできるSoEプラットフォーム(OutSystems)が解決
利用シーン、環境に応じたUI/UX提供
Mobile AIなど新環境・技術への対応
大幅な開発生産性の向上
何%ではなく何倍といった生産性向上
システムの統合
マルチテナント管理によりデータとプロセスを統合、TCO最適化
様々なシステムとの連携
ERPやクラウドサービスとの容易な連携
OutSystems導入支援サービス
本サービスは、OutSystemsを導入するお客様に対して計画立案から運用保守、およびコンサルティングまで全方位でカバーするサービスです。
現行踏襲型のシステム刷新からアジャイルによる新たなシステムの構築まで、様々なシステム開発パターンに対応可能です。
また各メニューにおける内容については、要件に応じて柔軟にカスタマイズ可能です。
サービス | サービス内容例 |
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プランニング |
OutSystems導入/展開プロジェクト計画立案の支援 システム構想化支援
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PoC |
システム化要件の実現性や生産性の検証
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コンサルティング |
OutSystems開発におけるテクニカルコンサルティング
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システム構築 |
OutSystemsによるシステム開発の実施
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アウトソーシング |
継続的な改善を前提とした運用保守サービス
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TISのOutSystems導入支援サービス活用のメリット
TISではOutSystemsの大小様々なプロジェクトを経験、OutSystemsに特化した技術チームに開発アセットやSoEプロジェクトの推進ノウハウを集積しています。OutSystemsが持つ高いポテンシャルをSIerとして蓄積したノウハウで最大限引き出します。
※プロジェクト固有の条件により生産性は変動しますが、実績では生産性は スクラッチ比で2倍~3倍、プロジェクト期間は30%の短縮を実現しています。