保険・共済向けサービス
保険・共済における業務・システムの導入・改善をご支援いたします。
高齢化社会に向けた顧客サービスあるべき姿と、システム初期導入・維持の負担を抑える事を実現した保険・共済の各種業務向けにご提供いたします。
サービスの特徴
業務ノウハウが詰まった業務コンポーネント
一つ一つ丁寧に、深く業務に入り込んで開発された業務部品。
機械化しきれていない事務プロセスの細部をしっかり補完し、各種業務を効率化します。
豊富な実績により作りこまれたクオリティ
導入実績により生じた要件の取り込みにより枯らされた品質。
複数の業務からの疎結的な利用要件への対応により、提供可能な部品単位を適正化しています。
継続的に拡充される業務コンポーネント
TISの技術と多業界に渡る経験値を、保険・共済業界向けに利活用するためのR&D。
継続的なR&Dにより、業務コンポーネントのラインナップを今後も拡充してまいります。
保険会社の利用イメージ
現状の課題に対応する部品単位(業務コンポーネント毎単位)で、現行システム環境に沿った形態(クラウド、オンプレ、SIなど)でご提供する事により、保険会社の業務改善の検討のご要望と、その実現に柔軟に対応致します。
保険金等の支払査定業務の改善
背景
下記の状況下においても、被保険者「一人一人」の状態を、受け取った書類上の情報から正しく読み取り、正しく支払う事が求められる。
- 合併前を含めた長期にわたる保険事業を通して集積された保有契約
- 社会と医療の発展に伴い変動する補償ニーズに合わせ市場に投入した数百を超える商品(主契約、特約、督促)
- 毎年10%を超えて増加する支払請求のお申し出
課題
適正な業務態勢を実現する為の業務システムが求められる。
- 長く務める高度査定者を含めた全保険金部員が役割に集中できる
- 全ての契約情報を管理する堅牢なホスト上のデータとロジックとの整合性がしっかりと担保できる
- 市場に投じた新商品や継続改善などの新たな仕様を素早く取り込める
ご提供サービス
支払テンプレート ※ご提供形態:SI
- イメージワークフローシステムを活用した、事務プロセス全体の可視化とペーパレス化
- 医的用語のコード化と、契約マスター、既払い情報との連携による、他契約を含めた支払い可否の判定
- 契約システム上の計算ロジックを適用した保険金や給付金の導出
対応する業務コンポーネント
- 診断書AI-OCR
- 機械査定
- 医的用語コード化(傷病名、手術名)
- AIサジェスト 請求勧奨
- 所見欄解析
請求情報、医的情報の読み取り業務品質の高度化
課題
確実に増加していく請求件数に対しても、現在の業務品質と事業費を維持する仕組みが求めれる。
- 契約者からの請求書類に含まれる情報から被保険者の状態を読み抜く
- 表記の”ゆらぎ”による誤読や見落しが防止でいる高度な医療知識と業務態勢
ご提供サービス
医療データ標準化サービス(Assess) ※ご提供形態:サービス
- 医師が診断書に記載した病名・手術名を標準的な病名・手術コードに変換するサービス
- 傷病名はICD9,10,11に、手術名は診療報酬点数コード(K/Jなど)と手術番号(88分類)に変換
利用された業務コンポーネント
- 医的用語コード化(傷病名、手術名)
- 所見欄解析
過去入院との因果関係のサジェスト
課題
保険業務の中でAIが代行できる部分を特定し、順次置き換えていくことで段階的にでも自動化を進めていく事が求められる。
ご提供サービス
AIサジェスト サービス ※ご提供形態:サービス
- 業務の効率化を種子とした、自動化の対象業務・事務の分析と実現性の共同検証
- ご請求の原因となった傷病と、過去入院との関連性を実用レベルで推定できる事を確認(正解率90%)
利用された業務コンポーネント
- AIサジェストサービス 入院因果