X-Chain基盤:TISが目指すブロックチェーン活用ビジョン
~ サプライチェーン領域での活用高度化 ~
- サプライチェーン領域におけるブロックチェーン活用を強力に支援
- 昨今、各所でブロックチェーン技術を用いた業界構造の変革が先見性を持つ企業を中心に試みられています。TISは「X-Chain(クロスチェーン)基盤」を用いて貴社のサプライチェーンビジネス変革をサポートします。
ブロックチェーン導入事例
TISでは船舶燃料業界にブロックチェーンの導入を行っています。
船舶燃料業界においては、現在でもデータ改竄を懸念し、紙記帳+署名・捺印の商習慣は未だ根強く残っています。これにより
・補油現場における帳票作成による効率低下
・書類の郵送による情報伝達の遅延
・手書き文字の誤認識・コミュニケーションロス
・データ蓄積による情報の利活用が難しい
などといった課題を抱えていました。TISは豊田通商様と共に船舶燃料受発注プラットフォーム「
BunkerNote
」を開発・導入し、ブロックチェーンが持つ特性を活かした課題解決に取組んでいます。
TISのweb3ビジネスを担うプロフェッショナルチームのHPにて、その他web3ビジネス事例も公開中!!
様々な業界における活用事例が閲覧可能です。
ブロックチェーンを活用して事業推進を検討している企業様は、是非一度ご覧ください。
サプライチェーン領域でのマネジメント高度化
なぜサプライチェーン領域でブロックチェーンは注目されるのか?
ブロックチェーンは現在あらゆるサプライチェーン領域での活用トライアルが行われています。これらの取組で共通する事柄の一つに「複数の会社間を跨るモノに関する情報の可視化」ということが挙げられます。
従来から社内外のサプライチェーンに関わる全てのサプライヤを管理することにおいて苦慮してきたこの領域において、昨今の自然災害やパンデミックによるBCP対策によりさらに管理すべきサプライヤの数は増加しています。これに加え、SDGsの掲げる目標達成に貢献する為には自社製品の生産・消費・再生の全てのプロセスが管理すべき事項となってきています。
TISはX-Chain基盤をご利用いただくことで従来EDIを利用して行なってきたこれらの「情報交換」をブロックチェーンを活用した「情報共有」に変革し、貴社のデジタルトランスフォーメーションをサポートしたいと考えています。
ビジネスプライバシーの確保
ブロックチェーンを使うと全ての参加者に情報が公開されてしまう?
X-Chain基盤は「R3 Corda」を使用しています。
R3 Cordaはブロックチェーンが備える非中央集権性・耐改竄性・透明性・合意性に加え、プライバシー確保できるアーキテクチャを採用しています。X-Chain基盤はCordaを採用することで、必要なブロックチェーンノード間のみでの共有し、かつデータの共有範囲を動的にコントロールが可能です。これにより、透明性と秘匿性の両立が可能となっています。
スモールスタート
ブロックチェーンを導入すると、今のシステムは全部作り直さないといけない?
X-Chain基盤のアーキテクチャは既存のシステム資産を最大限に活かすことを前提に設計されています。
これにより「まずはPoC(Proof of Concept)を行なって効果検証を行なってみたい」というニーズに対しても、柔軟なご対応が可能です。
拡張性
どのようにサービス展開・機能拡張していけばいい?
様々な業界で様々な目的をもってブロックチェーン活用に取り組む企業は増え続けています。しかしながら、その多くはネットワークへのプレイヤーが少ないため十分な成果が得られず、想定していた成果が得られていないケース少なくありません。
TISはこれらのブロックチェーン・ネットワークを業界の垣根を超え、クロスインダストリーの観点で相互接続することで相乗効果が生むことができると考えています。
これらの既存の中小規模ブロックチェーンネットワークや、今後各業界でローンチされることが予測される社会基盤・業界基盤など大規模ブロックチェーンネットワーク同士をプロダクトニュートラルに相互接続するための簡易機能を提供します。
サプライチェーン領域でのブロックチェーン活用をサポート
ブロックチェーンに興味があるけど、結局どんなことが出来るの?
サプライチェーン領域でブロックチェーン活用したいけどどうすればいいかわからない。
ブロックチェーンを使うことで自社のビジネスにどんな変革をもたらすことが出来るの?
TISではこんな疑問を解決する為に、構想初期段階からのご相談やブロックチェーン勉強会を貴社の状況を踏まえて提供させていただくことも可能です。その上でブロックチェーンを中核に据えた貴社のデジタル・トランスフォーメーションを構想、具体化、発展のサポートさせていただきます。