API分析・活用アドバイザリーサービス
API分析・活用アドバイザリーサービスの概要
Kongの「Kong Gateway(OSS)」と組み合わせることでAPIのログ収集と分析が可能に。
APIの利用状況把握に必要なアクセスログデータを継続的に収集・分析することで、API戦略の現状把握と具体的な計画策定に必要な情報を把握できます。
API分析でこのようなお悩みありませんか?
- Kong Gateway (OSS)を利用しており、導入コストを抑えて手軽にAPI分析を試したい
- 市場競争力強化、継続的なサービス改善のためにAPIの利用傾向を把握したい
- APIの利用状況に対して今後とるべきアクションへのアドバイスを専門家から貰いたい
APIの分析が求められる理由
サービス提供者にとってAPIの利用傾向の把握と分析は、自社の優れたサービスや機能を市場へ認知させ、継続的な改善を図るための必要なステップです。
定期的なAPIの利用状況のモニタリングと分析が、成果につながるビジネス意思決定を行う上で重要な活動となります。
①サービスの最適化・改善
APIの利用状況を把握することで、どの機能がよく使われているか、逆に使われていないかが明確になります。
これにより、人気機能の強化や不要機能の見直し、パフォーマンスの最適化など、継続的なサービス改善に役立てることができます。
②利用者理解とビジネス戦略
誰が(orどのシステムから)、どのAPIを、どんな時間に使っているか、傾向を把握することで、新たなビジネス機会の発見や新サービス開発、API活用戦略の立案にも活かせます。
API分析・活用アドバイザリーサービスの特徴
Kong Gateway (OSS)ユーザー(既存/新規)向けにAPI分析を提供
こうした背景から、より効率的なAPIのビジネス活用と管理を実現するために API管理ツールの導入を行う企業が増えています。
中でもAPI管理領域で世界的に高い評価を得ている「Kong Gateway (OSS)」 を導入する国内企業が増加しています。
しかしながら「Kong Gateway (OSS)」 は、API分析に必要なログ情報を出力する機能を備えているものの、アクセスログを収集し、分析する機能は標準では備えていません。
ログ分析基盤を導入すれば可能ですが、導入コストやハードルは比較的高く、費用を抑えて手軽にAPI分析・監視を試したい企業にとっては、ハードルとなっています。
本サービスでは、プラン変更不要でAPIのログ収集・分析を可能にする補助機能を提供いたします。
※別製品「Kong Enterrise」「Kong Konnect」にはAPIログ収集・分析機能が標準で備わっています。
シンプルな構成によって手軽に導入が可能
分析対象のログを保存するDBと、自動分析用のLLMのみを用いたシンプルで導入しやすい構成を採用し、既存のKong Gatewayにアドオンする形で提供可能な構成にしております。
API運用/管理において必要な情報の抽出や分析情報の付加を可能にします。
| 名称 | ツール |
|---|---|
| APIゲートウェイ | Kong Gateway |
| データロガー | Fluentd |
| 蓄積用データベース | PostgreSQL |
| 分析サーバー | Python、 Streamlit、 LLM (Azure OpenAI Service および AmazonBedrock) |
安価なコストでAPI分析のトライアルが可能
Kong GatewayユーザーでAPI分析を試してみたいが、まずは安価なコストで試したい方にご利用いただきやすい価格設定にてご提供いたします。
導入後の活用アドバイザリーによる伴走支援
分析サービスを活用しながら定期的なミーティング開催による伴走支援により、API活用にて必要な整理事項や設計思想、運用改善のテーマを技術支援をいたします。
お客様の検討・対応状況をブラッシュアップし、目指すゴールやアクションプランを明確化していきます。
サービスメニュー
基本メニューは、「API分析」と「API活用アドバイザリー」のセットでの提供となります。
API開発やAPIセキュリティ等の課題や対応計画がございましたら、API連携プラットフォームの関連機能や支援メニューをカスタマイズしてご提供致します。
基本メニュー(必須)
| 名称 | 数量 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| API分析導入 | 1式 | ¥1,000,000 | イニシャルコスト(一時費用) |
| API分析利用料 | 1式 | ¥300,000 | ランニングコスト(月額費用) ※分析サービスが稼働するクラウドリソースはお客様環境の利用を想定しております。 |
| API活用アドバイザリー | 1式 |
※上記は想定金額となります。既存環境や構成等、確認の上で提供内容や金額をFixさせていただきます。
Add-on(オプション)
| 名称 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|
| クラウド構築 | 1式 | API連携プラットフォームの関連機能を追加提供可能 ※一時、月額費用ともに別途ご相談ください |
| Kong Gateway(OSS)導入 | 1式 | 同上 |
| WAAP導入 | 1式 | 同上 |
サービスメニュー詳細(API活用アドバイザリー)
API活用アドバイザリーの支援内容はシステム環境/フルライフサイクルAPI管理の最適化だけではなく、API活用の計画作成やロードマップ策定などのAPIビジネスの支援を行います。
テクニカルアカウントマネージャーによる活用サポート
弊社のテクニカルアカウントマネージャーは、KongおよびAPI分析サービスの利用を通じてお客様のAPI活用のサポートします。
- Onboarding:キックオフ、提供範囲と計画、オンボーディングセッション
- Adoption:ベストプラクティスの共有、機能/運用方法紹介、使用状況の監視
- Technical Advocacy:顧客リクエスト管理、API利用状況確認/分析、課題改善対応レビュー、クラウド/セキュリティ関連アドバイス
- Strategic Alignment:API活用の目的/目標の進捗状況確認、ロードマップ策定、移行計画作成/メーカーエスカレーション
Kong Gateway技術支援
事業専属チームによるベストエフォート対応でのKongの設定や運用の技術支援をします。
- Kongに設定/運用に関する相談対応
- クラウド/セキュリティに関する相談対応
- 弊社知見に基づくトラブルシューティング支援
- Kong Konnect/Enterpriseへのアップグレード
※3rd-PartyのOSSサポートではございません。
※OSSサポートをご要望の場合は別途相談下さい。
API分析サービス運用保守
導入/提供しているAPI分析サービスに関して、サービスレベルを維持するためにベストエフォートでの運用保守作業を行います。
- メンテナンス作業
- 利用方法レクチャー
- 不具合調査/修正作業
- 顧客要望/依頼管理
※本サービスは現時点ではSLAを設定していません