Amazon EVS導入支援サービス
- お客様専用のVPC上で稼働するSDDC(Software Defined Data Center)環境であるAmazon EVS。TISがワンストップでオンプレからクラウドへの移行を支援。
- VMwareとAWSとネットワークの豊富な経験を有したエンジニアが、お客様のAmazon EVS導入のために、要件定義~設計~移行~運用まで、プロジェクト全体をご支援します。
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なぜ今、Amazon EVS(Amazon Elastic VMware Service)なのか?課題と解決策
2025年末、AI市場の活況に伴いハードウェアの調達が困難な状況において、リードタイムの長期化や価格上昇が発生しています。
当社が関与する案件においても、既存ハードウェアの保守切れに伴う更改に対し、当初予定していたスケジュールでは機器が調達ができない、確保していた予算に対しハードウェアの調達コストの大幅増など、オンプレミスの更改を検討するお客様にとって非常に不安定な状況です。
そのような状況のなかで、オンプレミスからL2延伸を行い、AWS上にIPアドレスを変更せずに移行させることが可能な、Amazon EVSの注目が高まっています。
①ライセンスコストの増大と不透明な将来
Broadcomによる買収後、VMware製品はサブスクリプションモデルへと統合されました。
これにより廃止された永続ライセンスからの切り替えや、価格変更・購入ルール変更に伴うコスト増が大きな懸念となっています。(2026年2月現在、VMware社のサブスクリプションは3年契約の購入が必須)
【EVSの解決策】
Amazon EVSは、お客様が保有するライセンスをBYOLで持ち込むことが可能です。
すでにライセンスを保有しているお客様は、新規のハードウェアを調達するリードタイムを最小限とし、Amazon EVSに速やかに利用することが可能です。
また新規でライセンスを購入する場合は、AWSの3年のリザーブインスタンスとの相性よく、期間をそろえて活用することで、無駄の少ない投資が可能となります。
②ハードウェアの保守・更新(リプレイス)の重圧
一般的なサーバやストレージや通信機器は5年~7年のサイクルでハードウェアの更改が伴う再構築が発生します。
多くのお客様が更改タイミングの約2年前から次期システムの検討、RFP作成、ベンダー選定を行い、約1年かけて移行プロジェクトを進めます。
プロジェクトには多くの人的リソースを費やし、データセンターの固定費、電気料金などの変動費も加えると非常に高額となります。
【EVSの解決策】
Amazon EVSは、お客様が要望されるリージョンに短時間でSDDC(Software Defined Data Center)を構築できます。
実際のプロジェクトは準備期間も含め1年程度の時間が必要ですが、移行後はハードウェアの選定や、固定資産の減価償却などの業務から解放されます。
ネットワーク環境についても、クラウド接続用の広帯域回線と接続機器の準備だけで完結します。データセンターの電気料金、ラックコストなども含めた煩わしい管理や意思決定負荷から解放されます。
③クラウド移行に伴う「運用の断絶」と「スキル不足」
「クラウドへ移行したいが、アプリケーションの再構築は行わない。IPアドレスを変更できない。」「クラウド特有のスキルを持つ人材が足りない」といった理由で、移行を諦めていませんか?
【EVSの解決策】
Amazon EVSは、オンプレミスのVMware環境をAWS上のAmazon EVSにリロケート(移動)が可能なサービスです。
VMware HCXによるL2延伸を活用することにより、移行時はIPアドレスを変更せず、最短で数分程度の停止で済みます。
また、オンプレミスで利用しているvCenterと同様のUIで、Amazon EVSの管理が可能です。長年培った既存の運用スキルは、Amazon EVSでもそのまま活用できます。(Amazon EVSのvCenterはSDDC上に新規で構築されます)
「守り」の移行から、「攻め」のDXへ
Amazon EVSは、単なる「場所の移動(リロケート)」ではありません。移行前と同一構成の環境をそのままAWS上で維持すろことも可能ですが、EC2(仮想マシン)、RDS(データベース)、S3(オブジェクトストレージ)、FSx for NetApp ONTAP(ファイルサーバー)など、様々なAWSサービスを組み合わせることで、コストや運用をより最適化できます。
Amazon EVS 3つの特長
Amazon EVSは、以下の点が特長です。
①管理者権限:オンプレミスの「vSphereの使用感」をクラウド上でも実現可能です。
多くのマネージド型クラウドサービスでは、セキュリティや管理の都合上、ハイパーバイザー(ESXi)やvCenterへのアクセスが制限されます。
Amazon EVSはパートナー(セルフ)マネージドのサービスのため、オンプレミスで慣れ親しんだプラグインの活用も可能となります。
- フルアクセス権限を実現: vCenterやESXiホストへのroot権限の利用が可能。オンプレミスで長年培った運用ルールをそのまま適用できます。
- サードパーティツールの継続利用: 独自のエージェントが必要なバックアップツール、監視ソフト、セキュリティ対策製品も、制限なくインストール・運用可能です。
- パッチ適用のきめ細やかなコントロールが可能: パートナー(セルフ)マネージドのため、パッチ導入のタイミングやスケジュールもお客様で選択が可能となります。
②AWSネイティブサービスとの接続:同一VPCでネイティブサービスへ低遅延での接続が可能です。
Amazon EVSは、お客様自身のAWSアカウント(VPC)内で直接稼働します。これにより、VMware環境とAWSのサービスが同一ネットワークで接続された状態になります。
- VPC内接続による低遅延の接続: 外部ネットワークを経由せず、同一ネットワーク内で通信。低遅延でAWSのネイティブサービスと接続可能です。
- 「いいとこ取り」の構成: 「アプリ本体はVMware上で維持し、データベースだけAmazon RDSへ移行する」「Amazon Bedrock(生成AI)と連携し、AIでデータ分析を行う」といった高度な構成が容易に構築できます。
- シンプルなネットワーク設計: オンプレミスからの接続経路は、Transit GatewayとDirect Connectでシンプルに構成可能。
③シームレスにIPアドレスを変更せず最小限の停止で移行:ユーザ自身の操作で実現可能です。
単純移行のみであれば、アプリケーションの再構築(リファクタリング)は必要はありません。Amazon EVSの活用は移行に伴うリスクを最小限に抑えられます。
- HCX vMotionによる移行: 仮想マシンを稼働させたままGUI操作で移行が可能です。HCXはオンプレミスのVMware環境とAmazon EVSの間でvMotionによる移行を実現します。仮想マシンの変換は行わないので、万一の際は、オンプレミスへの回帰も可能です。
- IPアドレスの維持(L2延伸): VMware HCXによるL2延伸の実現、IPアドレスを変更せずに稼働を継続できます。
- スキルの再利用: vSphere Clientなど、使い慣れたツールをそのまま使用。新しい操作を学ぶための学習コストを減らすことができます。
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比較で分かるAmazon EVSの優位性
「運用の自由度」と「クラウドの利便性」の、理想的な着地点が、AWSネイティブな新しい選択肢Amazon EVSです。
| 比較項目 | オンプレミス | VMware Cloud on AWS | Amazon EVS |
|---|---|---|---|
| 実行環境 | 自社データセンター | VMware管理アカウント | お客様のAWSアカウント(VPC) |
| 管理者権限 (root) | フルアクセス | 一部制限あり | フルアクセス可能 |
| ライセンス形態 | 永続/サブスク | サービス利用料に内包 | ライセンス持ち込み (BYOL) |
| パッチ・更新管理 | 自社で実施 | VMwareが実施 | 自社で制御可能 |
| AWS連携の速さ | VPN/専用線経由 | ENI経由 (低遅延) | VPC内直接 (極低遅延) |
| ハードウェア保守 | 自社で実施 | AWS/VMwareが管理 | AWSが管理 |
\当てはまる方はAmazon EVSがおススメ!/
- 運用ポリシー上、管理者権限(root)の保持が必須である。
- 既存のバックアップや監視ツールをクラウド移行後もそのまま使いたい。
- AWSのネイティブサービス(AIやDB)と密に連携させ、システムをモダン化したい。
- ライセンスコストを最適化し、既存のVCF資産を活かしたい。
TISのサービス:Amazon EVS導入支援サービス
Amazon EVS(Elastic VMware Service)導入支援サービスは、オンプレミスのインフラストラクチャ評価やネットワーク構成のレビューから、Amazon EVSの要件定義、L2延伸を可能にする仮想インフラストラクチャの設計と構築、Amazon EVSのセットアップ、バックアップ環境のセットアップ、仮想マシンの移行まで、移行プロジェクト全体をマネージメントします。
さらに、ネットワークキャリアとの煩雑な調整業務を代行し、オンプレミスとAmazon EVSを最適なネットワーク構成で接続します。設計・構築・移行・回線をワンストップで提供することが可能です。
TISに在籍するAWSのスペシャリスト、ネットワークのスペシャリスト、VMwareのエキスパート、運用プロフェッショナルが、仮想インフラストラクチャの移行サービスを提供します。
サービスの範囲
- 現状分析(アセスメント)
- 要件定義
- 基本設計
- 詳細設計
- 環境設定
- バックアップ構築
- 環境移行
- 運用サポート
- 継続的な支援
対象顧客
このサービスは、AWSへの移行やモダナイズを検討中で、定量的な評価に基づき確実なAWS移行とモダナイズを行いたい企業に適しています。
また、予算確保に向けた具体的なプロジェクト支援が必要な場合も、強力にバックアップいたします。 特に、オンプレミスで小規模な仮想環境を複数運用されているお客様にとっては、高い投資対効果(ROI)が見込めます。
※本サービスは日本国内(日本語)のみ提供いたします。
サービス提供フロー
このサービスには、オンプレミスインフラストラクチャの評価、要件定義、基本および詳細設計フェーズ、Amazon EVS環境のデプロイ、オンプレミスからのL2拡張の構築、および仮想マシンの移行が含まれます。お客様は、どのタスクを私たちに委任するかを選択できます。また、待機期間中の移行作業や内部調整など、特定の手順を自分で実行することもできます。さらに、経験豊富なエンジニアがアドバイザーとして技術サポートを提供する社内支援プログラムも提供しています。
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