調達・購買業務高度化サービス
- 製造業の調達・購買業務の高度化を支援
- 調達・購買業務高度化サービスは、ERPや業務パッケージでは対応が見送られがちな、企業毎に特色が強い業務に特化して開発したソリューションです。
バイヤー、サプライヤー間のやり取りをサプライヤーポータルを通じたコミュニケーションに変革、多角的な価格査定・評価によるコスト削減のPDCAを実現します。
製造業の調達・購買部門における課題
製造業において、製品の生産に必要な材料の調達は企業全体の収益に直結する重要な業務です。扱う製品の数が多いほど原材料の量も増加し、調達・購買プロセスも複雑化します。
そのような中、各企業の調達・購買部門の担当者は従来のQCDに加え、価格の根拠となる情報がなく見積価格の妥当性が判断できない、CSR・ESG・SDGsを意識したサステナブル調達に対応できていない、BCP対応などサプライチェーンの強靭化が実現できていない等、多くの課題を抱えているのが現状です。
TISではこのような課題を解決し、製造業の購買業務におけるコスト削減・効率化も踏まえた、戦略的な調達・購買DXを実現します。
こんな課題をお持ちではありませんか?
- 見積価格の根拠が不明確で妥当性を判断できない
- 単価以外の情報が得られない
- 安定調達への備え、有事の際の対応ができない
- 調達ノウハウがベテランバイヤーに属人化してしまっている
- 新規サプライヤの発掘が難航している
その課題を 調達・購買業務高度化サービス が解決します!
特長
調達・購買業務高度化サービスは、製造業を支える「調達・購買業務」を高度化する目的に作られたソリューションです。
コスト低減のPDCAを実現
相見積・類似品比較やバイヤー指定の見積内訳により最適価格の調達を実現します。また、目標単価登録から見積査定、変動推移の見える化までコスト低減におけるPDCAを可能にします。
サプライヤーとの連携を強化
サプライヤーへのアンケート機能で脱炭素などのサスティナブルな情報や、新技術の動向、法対応状況など情報収集の効率化を実現します。尚、海外サプライヤーともWebポータル上でやり取りが可能です。
調達基盤としての機能拡充が可能
拡張性の高いIT基盤により時代の潮流に併せてサプライヤーポータルの継続的進化を支援します。また、モジュール毎にスモールスタートで導入可能な為、調達・購買業務基盤として幅広く活用することができます。
導入メリット
①最適なサプライヤー選定を実施することが可能
Web画面上でバイヤーが作成した 見積テンプレート で多角的かつ論理的な見積査定ができ、最適なサプライヤー選定の実施が可能となります。
尚、見積データはExcelで取り込み、出力が可能です。
また、ポータルにバイヤーがそれぞれ独自に管理していた過去の見積データを蓄積すること、データの活用・分析が可能となり属人化防止を実現します。
②サプライヤー情報の管理及び連携を強化
サプライヤーポータルで購買業務のデジタル化することで、サプライヤー・バイヤー間での各種帳票のやり取りや QCDデータの一元管理 が可能です。
バイヤー・サプライヤー別に掲示板・ポートレットで個人のタスク進捗やアラート通知も可能となっており、状況把握や情報連携を強化します。
また、サプライヤーの情報セキュリティ、CSRに関する取り組みや、災害時の納品対応、行事案内の確認等、情報収集の効率化を実現します。
事例資料ダウンロード
サービスイメージ
モジュール構成
調達・購買業務高度化サービスは4つのモジュールで構成され、サプライヤーポータルはどのモジュールを導入しても標準バンドル提供されます。
基幹システムと連携してご利用いただくことで、購買管理・支出管理の更なる高度化を実現いたします。
また、追加開発(アドオン)として製造業のお客様特有の業務を追加開発することもでき、購買業務の内容や利用目的、スコープに応じたご提案が可能です。
導入ステップ
調達・購買業務高度化サービスはintra-mart基盤で開発しており、豊富な共通部品を用いて、パッケージよりも柔軟に、スクラッチ開発よりも生産性高く、個社固有の要件を実現します。
お客様の経営課題、業務課題をひも解き、最適な導入ステップをご提案いたします。
セミナー動画配信
調達・購買業務高度化サービス を更に詳しくご紹介したセミナー動画配信を行っております。
製造業における調達・購買業務の課題に関する具体的な例を交え、社内のプロセス改善やデジタル化の前提となるサプライヤーポータルを構築し、業務の高度化・データ活用を進めている最新事例や、そのステップについてご紹介致します。
調達・購買担当者の業務効率化・デジタル化をご検討のお客様に、是非お聞きいただきたい内容となっておりますので以下より是非ご視聴ください。
お役立ちコンテンツ
「安定調達」「価格適正化」「データ活用」
~製造業の調達・購買業務を高度化するには?~
本ホワイトペーパーでは、バイヤー、サプライヤー間のやり取りをサプライヤーポータルを通じたコミュニケーションに変革、多角的な価格査定・評価によるコスト削減をしていく調達・購買業務高度化サービスについて、実現手段とその実現に向けたアプローチについて、短時間で閲覧いただけるようにいたしました。以下よりぜひご覧ください。
Coming Soon...
活用事例
配電制御器メーカー様「サプライヤーポータル」
サプライヤーポータルにより、調達・購買業務のコスト低減および効率化・見える化を実現
業務課題
①図面等を紙で送付
・発注後、図面等が届くのが3日かかっている
・郵送コストに年間数千万円掛かっている
②見積業務の改善
・見積業務の属人化解消
・購買分析情報を活用した見積査定の実現
③グローバル調達基盤構築
改善効果
①ポータル上での情報共有
・電子化による郵送コスト削減
・各種帳票自動アップロードによる作業工数削減②適正価格による調達
・多角的な見積査定(相見積、類似品比較)が可能
②適正価格による調達
・多角的な見積査定(相見積、類似品比較)が可能
自動車部品メーカー様「サプライヤーポータル」
サプライヤー調査に関する負荷軽減
業務課題
①CSRサプライヤー調査に関する負荷軽減調査
・災害時の供給可否確認
・イベント出欠
②BCP対策(構想中)
・購買BOMのメンテナンスの負荷が高く、鮮度も低下しているため有事の際の影響調査に負荷が高まっている
改善効果
①サプライヤー調査に関する業務効率化、コスト削減
・業務効率化
②BCP対策(構想中)
・有事の際の影響品目調査の時間短縮かつ漏れなく洗い出す
電気機器メーカー様「コスト低減管理」
見積業務の属人化解消と調達コストの最適化を推進
業務課題
①見積業務の属人化
・見積情報がシステムで蓄積・活用できておらず業務がバイヤーの経験任せになっている
・バイヤー・サプライヤー・品目単位で業務が標準化されていない
・コスト変動理由に対して定量的な分析による妥当性評価ができていない
改善効果
①調達コストの最適化推進
・明細単位での見積取得・蓄積データに基づく定量的な見積査定・分析
・品目軸でのコスト低減進捗管理と実行、状況見える化の仕組み構築