第2回 Automation Intelligence Salon~AIエージェントハンズオン~ 開催レポート
「Agent Builderってなに?」から始まった私の参加記
はじめまして。
TISでRPAマーケティング担当をしている筆者です。
担当になって約半年、マーケも開発もまだ不慣れな立場から、「この技術は現場でどう使われるのだろう?」という視点で日々情報発信に取り組んでいます。
TISでは、UiPathを導入いただいたお客様に対して、ライセンス提供にとどまらず、導入後の活用・定着までを見据えた伴走支援に力を入れています。
その一環として定期的に開催しているのが、UiPath既存ユーザー様向けイベント Automation Intelligence Salon です。
2025年10月・11月に開催したイベントでは、UiPathの最新機能 「UiPath Agent Builder」 をテーマに、東京・大阪の2拠点でハンズオン形式の勉強会を実施しました。
正直に言うと、参加前の私は
「AIエージェントという言葉は耳にするものの、従来のRPAと何がどう違うのか」
「UiPath Agent Builderが、どの業務プロセスにどのような価値をもたらすのか」
といった点を体系的に整理できていない状態でした。
本レポートでは、そんな状態の私が実際に参加してみて、「現場で聞く価値があるイベントだ」と感じたポイントを踏まえながら、体験ベースでお伝えします。
読み終わったときに、UiPathの最新技術を“業務で使う視点”から理解できる、TISならではの取り組みであると感じていただけたら幸いです。
開催概要|“同じ悩み”を持つ人が集まる場
今回のイベントには、2拠点合計で15社・29名のUiPath既存ユーザー様にご参加いただきました。
会場で印象的だったのは、「まずは聞いてみよう」というスタンスよりも、
- AIエージェントを業務にどう組み込むべきか
- 現場運用でどこが難しくなりそうか
- 他社はどこまで活用しているのか
といった、実務にかなり近い視点で参加されている方が多かった点です。
東京会場
| 開催日時 | 2025年10月29日(水) 15:00-17:00 ハンズオントレーニング 17:30- 懇親会 |
|---|---|
| 会場 | TIS株式会社 豊洲ベイサイドクロスタワー |
| 参加社・人数 | 8社18名 |
大阪会場
| 開催日時 | 2025年11月20日(木) 14:30-16:30 ハンズオントレーニング |
|---|---|
| 会場 | TIS株式会社 新ダイビル |
| 参加社・人数 | 7社11名 |
1.Agent Builderを学ぶ:「AIエージェントは魔法じゃない」と分かった瞬間
イベント冒頭では、TISエンジニアからAIエージェントの考え方と、Agent Builderの基本構造について説明がありました。
特に印象に残っているのが、エージェントは
- プロンプト
- ツール
- コンテキスト
- エスカレーション
といった要素を組み合わせて動いている、という話です。
この説明を聞いたとき、「AIエージェントって“魔法”のように動くものではなく、きちんと設計された仕組みで成り立っているんだ」と分かり、AIエージェントが急に身近な存在に感じられました。
■Agent Builderについてもっと知りたい方はこちら
2.問い合わせ対応エージェントを実際に作る:実際に触ってみて分かる、設計の難しさ
基礎説明のあとは、「UiPathに関する問い合わせに回答するAIエージェント」を実際に作ってみるハンズオンに進みました。
流れとしては、
- 問い合わせ情報を取得する
- AIが回答案を作成する
- 作成された回答を人が確認し、修正する
というシンプルな構成です。
ハンズオンでは事前に用意されたプロンプトや設定値を使用したため、最初は「意外とスムーズに進められるな」と感じていました。
一方で、プロンプト設定のあたりで手が止まり、これをゼロから自分で設計しようとすると、なかなか難しそうだ、と実感しました。
操作よりも考え方が問われる部分だと気づけたのは、実際に手を動かしたからこその学びだったと思います。
実際にハンズオン中には、参加者の方からもプロンプトの生成方法や引数設定について質問が上がり、皆さん同じところで悩んでいるのが伝わってきました。
3.TISイベントならではの安心感:講師陣の丁寧なサポート
今回のイベントには、日本でも数名しか保有していないUiPath MVP資格を持つエンジニアを含む、TISのUiPathエンジニアが講師として参加していました。
日頃からお客様の現場で支援しているメンバーだからこそ、
「ここは作り込みすぎなくていい」
「実運用ではこのパターンが多い」
といった、実践的な助言がその場で自然に出てきます。
Autopilot(UiPathの対話型生成AIサービス)を活用したプロンプト改善の提案も紹介され、導入から運用までの話題が会話の中で登場し、参加者の方々にとってAIエージェントの実導入イメージを描くきっかけになったようです。
■Autopilotについてもっと知りたい方はこちら
4.参加者の声と、イベント後の広がり
東京会場では懇親会も開催され、導入時の悩みや具体的な活用ケースについて、伴走支援に力を入れているTISならではの知見が共有されました。
参加者同士、またTISメンバーとのつながりも自然に広がっていたのが印象的です。
イベント後には、次のような声が寄せられました。
「AIエージェントの入力と出力が実作業では不明点だらけだったが、勉強会で疑問が解消できた」
「今後も同じ形式の勉強会があれば参加したい」
「新機能やMaestro(ワークフロー管理や統合を支援するUiPath新サービス)に関するハンズオンも体験してみたい」
そして私自身も、AIエージェントというと「難しそう」「専門知識が必要そう」という印象を持っていましたが、実際に触り、分からないところをその場で聞ける今回のようなイベントがあることで、最初の一歩は思っていたよりもずっと踏み出しやすいと感じました。
最後に
Automation Intelligence Salonは、UiPath既存ユーザー様向けにUiPath最新技術のご紹介や、現場に役立つ勉強会として定期的に開催しています。
- 最新機能を実際に触ってみたい
- 他社の活用状況を聞いてみたい
- 導入後の運用について相談したい
そんな方は、ぜひお気軽にTISまでお問い合わせください。
次回、会場でお会いできるのを楽しみにしています。
また、UiPathの新機能や業務自動化、AIエージェント活用にご関心のある方も、ぜひお気軽にご相談ください。
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