【今更聞けない】ハイパーコンバージドインフラが選ばれる3つの理由とは

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2015年頃からメディアでも積極的に取り上げられ、事例も増え続けているハイパーコンバージドインフラストラクチャ(以下、HCI)製品。大手メーカーがこぞって製品投入をしてきたことにより、今や企業のサーバ環境を見直す際に、選択肢としてなくてはならない存在となっています。
なぜ多くの企業がHCIを選択するのでしょうか。今回は改めて基本をおさらいしてみましょう。

1. 需要の予測から解放される

従来のシステム構成と明らかに違うメリットが、将来的な需要の予測から解放される点です。従来のITの仕組みは、搭載するシステムの利用ユーザ数やデータの増加など、様々な要件を元に5年後の状況を予測し、どの程度の性能や容量を満たすのか、という観点で導入されてきました。

将来的な予測を立てること自体は大切なことですが、近年のビジネス環境は変化が激しく、1年後、2年後でさえどうなっているかわからない時代です。このような外的環境では、たとえ5年後を予測して機器を調達しても、1年後には見込み違いとなるリスクが大きくのしかかってきます。

HCIのメリットは、このリスクを回避することができることです。HCIはスケールアウトに特徴があり、必要に応じて順次拡張ができます。従来の製品でも拡張の余地はもちろんあったのですが、一番重要なストレージ装置の性能が頭打ちになり、結果として高価な製品に「買いなおす」ことを余儀無くされていました。これは非常に効率の悪い選択肢だと言えるでしょう。HCIはこのボトルネックを排除してくれて、需要の予測から解放してくれるのです。

2. ストレージパフォーマンスの良さ

従来のシステム構成では、多くのケースでストレージ装置をハードディスクドライブのみで構成した製品が採用されています。しかし、HCIでは当初からSSDを活用したストレージ機能が実装され、非常に高いストレージ能力を持っているケースが多く見られます。そのため、一般的なアプリケーションを動かすようなケースで、従来と比較して明らかにパフォーマンスがあがった、という声も聞かれます。

もちろん、従来のストレージ装置にもSSDを使用した製品があり、同様のハイパフォーマンスが実現可能ですが、HCIでも必要な性能を確保することができて、しかも、拡張時にストレージ性能も合わせて向上させることができることから、将来的な拡張性の観点からもHCIが選ばれるケースが増えてきています。

3. 導入や増設時のスピードの速さ

HCIはソフトウェアで様々な仕掛けが実装されており、従来の製品と比べると設計・構成ポイントが非常に少ないことも大きな特徴です。このため、従来のサーバ・ストレージの導入と比べると、設計作業・構築作業・テスト項目が少なく、非常に短期間で早い導入が可能です。

また、製品によっては増設時もオンラインの無停止で拡張が行え、必要な処理はソフトウェアが実行してくれるため、短時間で安全な増設作業ができます。ビジネスや業務の要件で、非常に短期間にITインフラ環境を用意しなければならないケースが多くなっていることを考えると、このスピード感は現場にとって大変嬉しいポイントではないでしょうか。

4. 注意したい落とし穴もある

例えば、製品によって「拡張限界や推奨規模が異なる」「機種の混在ができない」など、意外と制約があることも事実です。ここで紹介したメリット以外にも、自社にとって重要な要件は何なのかを見極めたうえで、製品を選択していくことを忘れないようにしましょう。

今回は、400ノード以上の導入を行ったTISの知見から、製品選択時に押さえておきたいポイントをまとめたものをご用意しています。HCI導入を少しでもご検討の方の参考になればと思います。

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更新日時:2019年8月28日 16時54分

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