【使いこなせない…】AWSを導入だけで終わらせないためには

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クラウドの利用が一般的になりつつあり、クラウドサービスの導入を検討される企業様も多くなってきたのではないでしょうか。
しかし、すでに導入済みの企業からは「運用面に課題があるために結果としてクラウドサービスのメリットが享受できていない」という声が良く聞かれます。
ここではAWSのメリットを享受するために避けては通れない、「運用の壁」とその対応策を紹介します。

使いこなせない理由は「運用」が考慮されていないことにあった

オンプレミスで運用している既存のシステムを、拡張性に優れたAmazon Web Services(AWS)に移すことは、業種や企業規模を問わず一般的になりました。一方で、「導入したものの思ったように展開を進められない」といったお客様の声もあります。
この課題の背景にあるのが、クラウドを上手く「運用」できないということにあります。クラウドのメリットは大きく謳われる一方で、運用を考慮しないままスピード優先でクラウド導入をするケースは少なくありません。
「導入したものの思ったように運用できていない」といったトラブルを未然に回避するには、どうすればよいのでしょうか。AWSを検討中のシステム担当者がぜひチェックしておきたい項目と、それぞれの対応策をまとめました。

1.クラウド運用の2大課題「人員不足」と「知識不足」

「利用者はサービスを利用するだけ」。そんな万能のイメージがクラウドサービスにはついて回ります。確かに、クラウドサービスで提供されるサーバリソースは、従量制であることが多く、特にAWSでは自動的もしくは少ない労力でリソースを拡張・縮小できます。物理サーバを利用していた場合に比べ、システム担当者が行ってきたリソースの拡張作業などのわずらわしい作業負担が軽減されるのが大きなメリットです。
しかし、ユーザに提供される機能の範囲においてはユーザ自身が管理する必要があります。それらを適切に行うためにはクラウド専門の知識が必要で、正しい構成や正しい運用手順を踏まなければ、結果として大きなトラブルに見舞われてしまいます。
また、クラウドの大きな特徴であるサービスの多様性は年々拡張され続けており、サービスの仕様変更も頻繁に行われています。それらの情報を常にチェックし知識をアップデートしていかなければ、最適な構成をとり続けることは困難です。
このように、クラウドサービスのメリットを享受するためにはその提供範囲を正しく理解し活用するための「知識」と、サービス提供外の部分を補う運用を行う「人手」が必要不可欠となります。
しかし、昨今のシステム部門では人員の不足と人員間でのスキルトランスファーが課題となっていてます。クラウドのメリットを享受しようにも、既に現場で抱えている「人手不足」と「知識不足」がボトルネックとなり、クラウドサービスのメリットを十分に享受できない恐れがあるのです。これをどう解決していけば良いのでしょうか。

2.「人員不足」にはフルアウトソース型のクラウド運用サービスが効く

クラウドの利用に限らず、人手不足が深刻なシステム部門の現場において、藁にもすがる思いでクラウドサービスの利用を検討する担当者も多いはずです。しかし、前述の通りクラウドサービスも万能ではないために、どうしても人が対応せざるを得ない部分が残ってしまいます。
そんな中、近年では、こうした理想と現実のギャップを埋めるフルアウトソース型のサービスが多数提供されています。申し込み時に必要な要件にあったサービスを選択することで、クラウドサービスでは提供してくれない高度な障害監視機能やその柔軟な通知・対応などを代わりに行ってもらうことができます。
こういったサービスを利用することでシステムを実現するためのピースを揃えておくことで、システム要件を満たしたクラウドの利用環境を確保し、クラウドのメリットを享受できます。

3.「知識不足」には特別なスキルが要らないポータル型サービスが効く

「オンプレミスでの運用経験はあるので、自分で運用したいが、AWS特有の用語やスキルがわかっていない」というユーザは、セルフポータル型のサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
こうしたセルフポータル型のサービスには、AWSの運用に必要な統合管理や障害監視、性能分析、運用自動化などの機能が提供され、AWSの詳しい知識やスキルを持っていなくても、求めるシステム要件を満たすことができます。
サービスを選択するうえでは、わかりやすくシンプルで、利便性の高いポータル機能が提供されているか、オンプレミスと同じレベルの安定性、安全性が確保されているかといった点をチェックすべきでしょう。AWSの複数アカウントへの対応やAWS以外のプラットフォームの運用状況も統合管理できるか、といった点も重要です。
あるいはセルフポータル型のサービスの代わりに、経験豊富なAWSの販売代理店からAWSを購入し、サポートを受けるという選択肢もあります。販売手数料がかかる場合が多いですが、その分、手厚いサポートを受けることができます。

4.自社の実状にあった対策でクラウドを使いこなそう

クラウドを導入する目的の多くはビジネスの俊敏性を手に入れることにあるはずです。運用は本来の目的ではありません。
AWS独自の知識やスキルが求められる運用に煩わされるより、そうした部分は専門のプロに任せるのが賢明です。そのためにも、実績のあるベンダーにアウトソーシングしたり、使い勝手の良いサービスを採用するなりして、人の問題から解放されて、一日も早くクラウド本来のメリットを享受されることをお勧めします。

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更新日時:2019年8月28日 16時57分

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